見出し画像

振り返れば俺がいる(65)音楽について(その7)中学生の頃の音楽体験(後)

――中学生の頃に聴いた音楽で、他に印象深いものはありますか。

自分でCDを買って聴いたようなものは、すごく少ないんですよ。

なんせ、バンドとかの音楽を聴く習慣がなかったので。でも、とにかくCDが売れた時代だったので、ヒット曲もすごく多かったんですよ。

――いっき82さんの中学時代は’95~’97年の間ですね。ちなみに、’97年のシングルCDの年間販売数は1億6782万7000枚だそうです。
(2020年のCDの年間販売数は、シングルとアルバムを合わせても6487万枚程度)

CDの売り上げは、私が高校生の頃、’98年がピークでしたよね。当時は、ミリオンヒットが、ざらにありましたからね。

――そんな中で、当時を思い出すような曲と言えば、どんなものがありますか?

前回挙げた曲も自分でCDを買って聴いた曲ではなかったんですけど、そんな曲がまだまだありますね。

『名もなき詩』Mr.Children 1996年2月5日(オリコン1位。230万枚)

『そばかす』JUDY AND MARY 1996年2月19日(オリコン1位。105万枚)

『LA・LA・LA LOVE SONG』久保田利伸 with ナオミ・キャンベル 1996年5月13日(オリコン1位。161万枚)

『田園』玉置浩二 1996年7月21日(オリコン2位。82万枚)

『Swallowtail Butterfly~あいのうた~』YEN TOWN BAND 1996年7月22日(オリコン1位。80万枚)

『これが私の生きる道』PUFFY 1996年10月7日(オリコン1位。105万枚)

『PRIDE』今井美樹 1996年11月4日(オリコン1位。160万枚)

この辺の曲ですかね。聴くと当時を思い出すのは。

なおかつ、今聴いてもいい曲だなぁと思うものに絞ると、こんな感じですね。

――’96年の曲ばかりですね。

そうそう、’96年といえば、私が中学2年生の頃ですが、ようやく、自分のこづかいで、CDを買うようになったんですよ。

好きなアーティストができたから、音楽番組なんかもチェックするようになって、その頃に流行っていた曲は覚えていったんですね。

――そのアーティストとは誰ですか?

ポケットビスケッツです。

『YELLOW YELLOW HAPPY』ポケットビスケッツ 1996年9月4日(オリコン4位。120万枚)

――『ウリナリ!!』(’95~’02)という番組で、ウッチャン、ウド鈴木、千秋が結成したバンドですね。

「テレビ編」でも語りましたが、ウッチャンナンチャンが好きだったので、必然的にポケビも聴くようになりました。

この『YELLOW YELLOW HAPPY』が、私がはじめて、自分のこづかいで買ったCDです。他のシングルCDの半額、500円で買えたので、財布にも優しかったんですよね。

――やはり、バンドには、興味がなかったので、バラエティー番組のユニットに興味を持っていったんですね。

音楽的にもプロデュースや作曲が、爆風スランプのパッパラー河合だったので、耳になじみやすかったんですよ。

あの『電波少年』の猿岩石の「ヒッチハイクの旅」の応援ソングも好きでしたし。

(次回に続く)

この記事が参加している募集

はじめて買ったCD

サポートしていただけるなら、いただいた資金は記事を書くために使わせていただきます。