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そして人生とは

「人生」とは、
かっこよく言えば、自分にとっては
「死ぬまでの余暇」です。

余暇であっても、
少しでもいい時間を過ごしたい、
楽しく過ごしたい

そう思うからこそ、
いろんなことで後悔したり、
悩んだりもします。

人生なんてどうでもいい
と思っていれば、
何も深く考える必要もないし、
悩むこともないわけです。

誰もが同じ定義付けをするとは
思いません。

しかし、程度の差はあれど、
誰もが悩んだり、
くよくよしたりすることが
あるのではないでしょうか。

悩むのは
「ちょっとでも良く生きたい」
と思っている証拠でもあります。

ただその「良く生きたい」の
「良く」の部分が
人によって、ずいぶん差があるので、

世の中には
「嫉妬」や「争い」が絶えません。

私にとっての
「良く生きたい」の「良く」の部分は、

ほんのわずかでもいいので、
「この人がいて良かった」
と思われることです。

直接言われることがなくても、
心の中でそう思ってもらえるだけで、
「生きていて良かった」と思えます。

これは、直接的な人間関係だけでなく、

例えば、私の携わった仕事や
こんな風に趣味で書いた文章が
どこかの知らない人の
「力になる」ことです。

「力になる」と言っても、
大層なことではなくて、

「おかげで少し時間を潰せた」とか、
「なんだかおもしろかった」とか、
そんな程度でいいんです。

そんなものが
せめて一つでもいいので、

私が死んだあとにも
何らかの形で残ってれたら、
それは私にとって「いい人生だった」
と言えるのかもしれません。

私には子どもがいません。

今後もそれを望むことはありません。

子どもを作らなかったのは、
環境的なこともありますが、
自らの意志で望んだことです。

だから、こんな風に思うんだなと、
割と最近になって、
気がついたのですが、

ささやかなものでいいので、
自分がこの世に生きた証が
欲しいのだと思います。

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