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好きな映画100(90-86)

好きな映画を100作品選びました。

昨年、40歳の節目に選んだもので、ランキングはその時の気分でも多少変動します。

▼前回の記事はこちら


90.『マレーナ』('00)

監督・脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:モニカ・ベルッチ、ジュゼッペ・スルファーロ、ルチアーノ・フェデリコ
配給:ギャガ
はじめて観た歳:22歳('05年頃)

若い頃、モニカ・ベルッチが好きでした。「イタリアの宝石」とまで言われた方で、特にこの『マレーナ』の頃はその美しさが神懸っていますね。
10代の男の子がマレーナ(モニカ・ベルッチ)に恋をする話で、彼女の部屋をのぞき見たり、若い男の子の願望が盛り込まれた内容になっています。
監督は『ニュー・シネマ・パラダイス』('88)を手掛けたジュゼッペ・トルナトーレで、イタリアの美しい風景も見どころの一つです。
私がイタリア好きになったきっかけの一つとも言える作品ですね。

89.『ロード・トゥ・パーディション』('02)

監督:サム・メンデス
脚本:デイヴィッド・セルフ
出演:トム・ハンクス、タイラー・ホークリン、ポール・ニューマン
配給:ドリームワークス、20世紀フォックス
はじめて観た歳:20歳頃('03年頃)

これも若い頃に観た映画ですね。父親役のトム・ハンクスが、マフィアの殺し屋で、奥さんと次男を殺されてしまい、残った長男と逃げる話でした。
主演のトム・ハンクスの良さはもちろんのこと、マフィアのボス役・ポール・ニューマンの圧倒的な存在感も忘れられませんし、執拗に追ってくる殺し屋を演じるジュード・ロウの狂気をはらんだ演技も良かったです。親子の愛が感じられる作品です。

88.『るろうに剣心』('12)

監督:大友啓史
脚本:藤井清美、大友啓史
出演:佐藤健、武井咲、吉川晃司
配給:ワーナー・ブラザース映画
はじめて観た歳:30歳('13年)

原作の『るろうに剣心』が『ジャンプ』で連載されていた頃、リアルタイムで読んでいましたし、単行本も買って何度も読み直したほど好きな作品だったので、実写映画になると聞いた時は不安しかありませんでした。
なんせ、当時はマンガの実写化でいいものがあまりなかったからです。
なので、本作にも期待しておらず、公開から1年後くらいに DVD で観たのですが、これがものすごく良くて、2作目以降はすべて劇場で観るほど好きになりました。
原作の良さを壊さず、かつ実写ならではの魅力も付加された理想的な実写化作品でした。とにかく、映像もアクションもすばらしいです。
(本作の魅力については別の記事に書いた)

87.『ピンポン』('02)

監督:曽利文彦
脚本:宮藤官九郎
出演:窪塚洋介、ARATA、中村獅童
配給:アスミック・エース
はじめて観た歳:20歳('03年)

20歳の頃に一度観たきりなのですが、忘れられない作品です。
思えば、クドカンが脚本を手掛けた作品で、はじめて観たのが本作でした。
卓球というと、地味なスポーツな印象があるかもしれませんが、本作の試合のシーンは迫力満点です。
砂原良徳がプロデュースしたスーパーカーによる主題歌をはじめ、テクノな BGM もオススメですし、私自身は映画版を観てから原作を読んだのですが、原作も個性的なタッチが魅力的な作品でした。映画も原作もオススメです。

86.『トレインスポッティング』('96)

監督:ダニー・ボイル
脚本:ジョン・ホッジ
出演:ユアン・マクレガー、ロバート・カーライル、ジョニー・リー・ミラー
配給:ポリグラム・フィルムド・エンターテインメント、ミラマックス
はじめて観た歳:19歳頃('02年頃)

この映画も19歳くらいの頃に、一度観たきりなんですが、大好きな映画ですね。
私が観た当時は公開から6年ほど経っていましたが、まさに「自分の時代の映画」という感じがしました。
ドラッグカルチャーも含んだイギリスの若者の日常を描いた作品で、映像も音楽もものすごくカッコいい映画でしたね。
サウンドトラックには、イギー・ポップ、ブライアン・イーノ、プライマル・スクリームなど、錚々たるアーティストの楽曲が使われており、中でもアンダーワールドの主題歌『ボーン・スリッピー』は忘れられません。
たしか、終盤で主人公(ユアン・マクレガー)が走るシーンがあって、そこでこの主題歌がかかっていた記憶があるんですが、映像とのマッチ感がハンパではありませんでした。

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