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お笑い芸人を目指していた頃(7)オーディションを一緒に受けた仲間たち

川岸さんと私がテーブルと椅子を
出して準備している頃から、
チラホラと人が
集まりはじめました。

私はオーディションを
受けに行っただけの部外者でしたが、
すっかり関係者のようでした^^;

私と同じように
オーディションを受けにきた人、
マネージャーらしき人、

それから、審査員の
放送作家らしき人たちも
やってきました。

なんとなくオーラで
どこの人なのか
見分けることができたんですね。

オーディションを受けにきた人たちは、
全部で30〜40人くらい
だったでしょうか。

その中には、
今では有名になっている
人たちもいます。

一番有名になったのは、
スギちゃんですね。

「ワイルドだろう?」で
お馴染みのスギちゃんです。

当時、スギちゃんは、
メカドッグというコンビを
組んでいて、
浅井企画に所属していました。

オーディションに来ていた
とは言っても、
年齢もキャリアも完全に先輩です。

メカドッグは、‘98年結成で、
浅井企画に入る前は、
吉本の名古屋支社に
所属していたようです。

あとは、流れ星というコンビも
同じオーディションに来ていました。

彼らもすでに浅井企画に所属していて、
年齢もキャリアも先輩でした。

でも、当時はどちらのコンビも知らず、
このオーディションの後に、
浅井企画のホームページを見て、

彼らが浅井企画の
所属タレントだったことを知りました。

2004年の頃、
すでにこの二組のコンビは、
東京ローカルの深夜番組でも
ネタを披露しているのを見かけました。

しかし、彼らの名が
全国区に通じるようになるのは、
さらに、ずっと後のことです。

他にも「てんぐり」
という女性コンビがいたのも
覚えています。
(のちにテングリに改名)

彼女たちは、2004年に活動を
はじめたばかりだったようなので、
同期と言ってもいいかもしれません。

てんぐりも、すでに浅井企画の
所属タレントで、
札幌に帰ってから調べてみると、

片割れの方は、絵を描くのがうまくて、
『テレビチャンピオン』という番組で
優勝経験があることもわかりました。

言ってみれば、鳴り物入りで
浅井企画にやってきたわけですね。

てんぐりは、その後、
松竹芸能に移籍したようですが、
2007年に解散しています。

メカドッグや流れ星とは違って、
彼女たちの姿をテレビで
拝見したことはありません。

このオーディションを受けた時は
まったく知らなかったのですが、

浅井企画のオーディションには、
すでに所属している芸人さんも
参加していたんです。

調べてみると、
今の浅井企画のオーディションも
同じような構成になっているようですが、

浅井企画主催のお笑いライブには、
三つのランクが設けられています。

私が受けたオーディションは、
一番下のランクのライブへの
出演権をかけたものだったんです。

おそらく、このオーディションに
何度か合格して、
ライブへの出演を果たすと、
所属タレントの扱いになるのでしょう。

たぶん、さらに上のランクのライブは
オーディションなしで
行われるものだと思います。

当時の浅井企画のオーディションは、
月一で行われていて、
私がはじめてオーディションを受けたのは、
2004年の3月でした。

その時点で、
2004年から活動を開始したはずの
てんぐりがすでに所属タレントとして
ホームページに載っていたのは、

1月からオーディションを受けていて、
何度か合格していたからだと思います。

*  *  *

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