エンジニアとして転職するための戦略(3) 転職活動を始める前に
こんばんは。
てりーです。
転職活動を始める前にちょっと考えていただきたいことを書いてみます。常識と逆のことも言っていますので、よくお読みいただければ幸いです。
今一度、エンジニアを本当に目指すべきか考えてみる
未経験からエンジニアを目指される方で、仕事として収入が高い、手に職つける的な動機で勉強を始められている方が多いようです。以前も書きましたが、何かを作りたいというよりは、仕事につくこと自体が目的になってしまっている方が一定数いらっしゃるということです。
エンジニアは、ある程度勉強すれば就職自体は全然可能ですが、そもそも何かを作りたいという目的があるかどうか、そしてゴールまでの道のりを楽しいと思えるかどうかが大事だと考えます。
まず、基礎レベルの勉強を追えたら、実際に何か作ってみると良いと思います(ハードルは低く設定して良いです)。それで、楽しいと思えるか、楽しさが感じられないかで考えてみると良いと思います。
全然楽しくないということでしたら、将来仕事として続けるのがとてもしんどいので考え直してみるのも良いですし、楽しさが感じられたらそのまま前進していけば良いと思います。
あまりなり手を減らすようなことは言わない方が良いと思いますが、私が言えることは、エンジニアは仕事が楽しいと思えるかが適性だと考えています。
エンジニアは思ったより楽だった、という方は大体向いている人です。
ポートフォリオは不要
未経験者が転職活動するのにあたり、ポートフォリオ必須というのが常識になっているようですが、実際はポートフォリオは不要です(作っても良いですが、マストではありません)。
Railsを習得してスタートアップ企業を狙うとなれば、レッドオーシャンなのでライバルとの差別化のため相当なレベルのポートフォリオが求められると思いますが、そうでなければポートフォリオは不要です。
ポートフォリオ必須と思っていて、プログラミングスクールの課題をそのまま提出されている方もいらっしゃるようですが、「またこれか」という感じで逆効果になるので注意してください。
人事をされているモローさんも以下のツイートでこう仰っていますね。
私も同じ考えです。
また、エンジニアは資格は不要という人もいますが、それはすでにスキルを持っている人の話で、転職時は資格の取得は有効な戦略だと考えます。
それでは、また。
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