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[カウンセリング体験記⑪]感謝されたいって気持ちは持たない方がいい[認知行動療法]

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前回の続き。私の主訴になっている、ラスボスの正体。

私を「有意義な存在として認めてほしい」自己愛の強さ(ASDの特性か養育態度の問題)が、自分と相手の関係性のみに注目させ、その周辺人物との関係にまで視野を広げられないこと。
全ての行動が「感謝されたい(喜ばれたい)」という見返りを求める気持ちがベースになっていること。相手の為と思ってやっている事は、全部自分の欲を満たすためだけの行いだったこと。その下心が、相手に伝わってしまって拒絶され、結果、相手から望む反応(感謝・喜び)が返ってこないと、ネガティブになってしまうことが分かった。

相手は思い通りにならないからこそ、自己満足で良い

「相手に変わってほしい」「変わってくれたら」って気持ちは、「期待しない」「相手が変わらないけど、自分は変えられる」という気持ちにすることでこれまで壁を乗り越えてきたが、それだけでは根本的な解決にはなってなかった。

それだと、結局は「誰かのために変わる」という気持ちが、いくら自分のために変わるんだと思っても、つきまとってしまっていたから。

ではどういう方向に持って行けばいいかというと、私に足りないのは、「広い視野」と「伝えるために勇気を出した自分を自分で評価すること」だ。

①何かに口を出す時は、私と相手だけでなく、登場人物全体を「全体」を見る

厄介事に首ツッコむ時は特に、その登場人物の中で、真に困っている人を見つける。自分と、その当事者各々の関係だけを見てはいけない。あとは、提案があるのなら、「勇気」を持って伝えるだけだ。

②副次的なものを求めない、自分がやった行為に自分が満足できるかどうか

その伝えた事によって、相手になにかを求めない。「勇気」を出した自分を自分で評価する。

そもそもの根本原因になっている「自己愛」の強さが、ASDの特性なのか、親の養育態度のせいなのかはわからない。けど、自己愛自体は誰にでもある感情で、強すぎるから問題なだけだ。ASDの特性を持って生まれていたといしても、「持っている」こと自体に悩まず、それをどう使うかを考える事が大事。

次→https://note.com/ikiyasui/n/nd8216b37d5dd

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似たような話題は「#バタ子の認知行動療法体験記」というタグにまとめてます。

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