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「いきフェス2023インタビューvol.13」〜実行委員の村上 扶実子さん〜

「いきてゆくフェス2023」は、大阪府豊中市と豊中市介護保険事業者連絡会の共催で約20年続くイベント。前身の「いきいき長寿フェア」から、2021年に「いきてゆくフェス」にリニューアルしました。テーマは、「あつまれ!多世代 知ろう!カイゴとフクシ」。子供から高齢者まで幅広い世代が交流し、介護や福祉について触れられる・学べるイベントです。

このnoteでは、イベントの運営メンバーとして活躍されている方々を紹介していきます。今回インタビューしたのは、実行委員の村上 扶実子(むらかみ・ふみこ)さん。
村上さんは箕面自由学園の『ビューティーベアーズ』というおばちゃんチアリーディングチームに所属されている80歳の現役チアリーダーです。

【いきてゆくフェスについて】

明るく笑顔で撮影に応じてくれました!

ー参加した理由やきっかけは何ですか?
高齢になると働くところがなくなり、自分はこんなに元気なのに「年齢だけで働けなくなるのはおかしいやんか!」と思うようになりました。
私は70歳になるまで現役で働いていましたが、まだ働きたいのに働くところがない。それなら自分で働くところを作ればいいと思い、豊中市の商工会議所に相談に行きました。相談に乗ってもらえた方に、庄内のチャレンジセンターに行って勉強することを薦められました。
そこへ通っていると「いきてゆくフェス」に参加している仲間がいて「ちょうどいいんじゃない?」と教えてもらえたのがきっかけです。

チアリーディングのポンポンを持って元気に撮影してくれました♪

ー参加して楽しいこと、面白いことはどんなことですか?
色んな職業の人、若い方からお年寄りまで色んな年齢の人が、仕事終わりなのに一生懸命「いきてゆくフェス」について語り合ったり意見を出し合ったりしているのがすごいと思いました。

「苦労とおもわず、常にポジティブに生きてるわよ」と村上さん

ー参加して大変なこと、苦労したことがあれば教えてください。
全くないです。苦労を苦労と思っていたらここまで生きてこれていないですね。大変とも思わないですし、楽しいことばかりです。

ー「いきてゆくフェス2023」を通じて、豊中がどんな街になったらいいと思いますか?
高齢者に優しい街になったらいいなと思います。
お年寄りを大事にする市の制度が欲しいです。

【介護・福祉について】

赤にゴールドの組み合わせ、背中から元気いっぱい伝わります!

ー介護や福祉の仕事にまつわるイメージや、「いきてゆくフェス」を通じて感じたことを教えてください。
私は幸せなことに、この歳まで介護を必要とせず過ごしてきたので、この「いきてゆくフェス」に参加して介護についてもっと勉強した方がいいなと思いました。

チアのチーム『ビューティーベアーズ』の皆さん

ーチアの練習は楽しいですか?
楽しいです。
チームの平均年齢は75歳で、私が最高齢者です。
高齢なので当然、膝や肩が痛い時があります。しかし、体を動かしているうちに治ることがあります。
練習を休むと、他のメンバーに迷惑をかけてしまうので頑張って行くようにしています。
楽しむということが元気の秘訣かも。

【ご自身について】

こちらまで元気パワーをもらえる笑顔!

ー老後、豊中でこれからもどんなふうに生きていきたいですか?
私の元気さを活かしてシニアハウスやどんな場所にでも行き、お話しさせてもらうことで、生きてゆく元気と勇気をもらって欲しいです。
皆さんどうぞよろしくお願いします。

【豊中市について】

千里川

ー豊中市内で好きな場所を教えてください。
岡町の商店街です。商店街は昔の雰囲気が残っていて、対面で野菜を買ったり、パンを買ったりするのが良いなと思います。
あと、千里川の側を散歩するのがとても好きです。本当に綺麗で、いくらでも歩いて行けます。「足さえ丈夫やったら(笑)」
他にもケヤキの木が並ぶ欅坂や、豊中ロマンチック街道にもよく散歩しに行っています。

欅坂

ーたくさん色々なところに行っていますね!
「いっぱい動くねん。足がベンツやって言われてる(笑)」

【最後に】

年齢関係なく参加したら、楽しいしかないねん!

ー「いきてゆくフェス」へのアピールをひとこと!
幅広い世代が参加できるイベントなので、みなさんも機会があれば是非参加して欲しいです。

ー村上さん、ありがとうございました!

取材・記録/広報サポーターあやみ

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