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【一揆寸前!?】日本の国民負担率と治安の関係について

人のお金で食べる飯は100倍美味いらしい。
こんにちは、えぬえるです。
今回は日本の国民負担率と治安の関係についてnoteにしていきたいと思います。
コラムっぽい真面目なことでごめんなさい。
以前にもかるーくえぬえるも国民負担率について、ツイートで触れたことがあります笑

まあこのツイートなのですが、、、
先日、岸田首相が街頭演説の準備中に爆発物を投げ込まれて1人怪我、数メートル先のコンテナに穴が空くほどの威力のパイプ爆弾だったみたいです。

このニュースを見てえぬえるがつぶやいたツイートとなりますね。

この事件の際、昨年起こった安倍元首相の銃撃事件を思い出された方も多いのではないでしょうか。

世界的にみるとまだまだ治安が良い日本でも、戦国時代や江戸時代初期、江戸時代の幕末や戦後といった治安の状態に近づいているなとつくづく思います。
では、何故最近の日本はこのような物騒な事件が起きるのか?について解説していきたいと思います。

所得が低い地域ほど治安が悪い

まずはじめに、お金がない人ほど犯罪に手を染めやすいというところからお話をしていきたいと思います。
お金持ちは喧嘩をしないという言葉は誰もが一度は聞いたことがありますよね。
逆に、貧困に悩んでいる層を考えてみるとどうでしょうか?
「今日食べるものがなくて死にそう」
そんな状態に陥った場合、他人のものを盗んで食べる。といった行動に出るわけです。生きるために。
最近では高収入などにつられて、薬物や詐欺の受け子のバイトをやってしまって逮捕された、なんていう大学生のニュースも見ますよね。

極端なお話をさせていただきましたが、このように、お金がない人ほど犯罪を起こしてしまう機会が多いということになります。

東京だけの話で見ていきましょう。
以下は総務省の資料「令和3年度課税標準額段階別所得割額等に関する調」を参考に、23区の平均所得をランキングにしたものとなります。

  1. 1位港区1,184万6,562円

  2. 2位千代田区985万1,789円

  3. 3位渋谷区911万6,523円

  4. 4位中央区712万4,560円

  5. 5位目黒区638万7,933円

  6. 6位文京区624万1,259円

  7. 7位世田谷区572万1,772円

  8. 8位新宿区561万4,122円

  9. 9位品川区517万1,825円

  10. 10位杉並区478万1,469円

  11. 11位豊島区465万8,392円

  12. 12位江東区462万404円

  13. 13位台東区446万378円

  14. 14位大田区444万5,706円

  15. 15位中野区432万20円

  16. 16位練馬区429万8,555円

  17. 17位墨田区405万592円

  18. 18位北区389万6,760円

  19. 19位荒川区387万8,342円

  20. 20位江戸川区378万1,858円

  21. 21位板橋区377万3,174円

  22. 22位足立区357万9円

  23. 23位葛飾区356万8,147円

一番所得が高い港区でも六本木や新橋といった治安が悪い繁華街はありますが・・・。
住宅街の方を見ると、結構静かなんですよね。
対して、足立区や葛飾区などは自転車の盗難などの軽犯罪がずば抜けて多いわけです。
警視庁のHPを見ていただけると、結果は歴然ですね。

そのため、貧困と犯罪率は比例しているといっても過言ではないと言えるのですね。

国民負担率が上がると一揆が起きる

次に国民負担率が上がると一揆が起きるということ。
国民負担率というのは、稼いだ額のどれだけお国に持っていかれるか?を計算したものとなります。
財務省のデータで、ここ3年間の国民負担率をみてください。

  • 令和3年度(実績)48.1%

  • 令和4年度(実績見込み)47.5%

  • 令和5年度(見通し)46.8%

令和3年度と比べると減少傾向とは言えますが、まだまだ国民負担率は50%付近と言えます。
ちなみに1970年代の国民負担率は25%程度ですので、ここからも年々税率は上がってきているんだということがお分かりになるかと思います。

歴史的にも考えてみましょう。

百姓一揆

江戸時代の年貢(国民負担率)の割合ですが、元々は四公六民と言われていて、国民負担率は4割でした。
その後、徳川吉宗によって享保の改革が推し進められ、五公五民へと年貢が上がりました
そのため、百姓は収穫米の半分は幕府へ納めなくてはいけなかったわけですね。
その結果どうなったか、大飢饉に見舞われ、村役人や富農の屋敷を破壊するような"百姓一揆"が起こったわけです。

島原・天草一揆

江戸時代初期に起こった”島原の乱(島原・天草一揆)”
簡単に説明すると、現在の九州地方の島原周辺は日本のキリシタン(キリスト教の信者)の中心地でありました。
中にはキリシタン大名なんていうものも現れ、幕府は脅威と感じてキリスト教を禁止します。
凄まじい拷問と弾圧により、一度はキリスト教の信仰は消滅したかと思われましたが、隠れて信仰する信者達がまだまだたくさんいたわけですね。
そこで幕府は、キリシタンへの年貢を高く課し、餓死者まで出る程度になりました。
キリシタンへの年貢は現在の国民負担率に計算すると、35%〜125%程度、地域差はあるものの、それくらいだったとされています。
収穫できる米以上の税金を払わないといけなかったキリシタンたちはより一層キリストへの助けを求め、神の子が産まれると信じられていた島原・天草地方で、神の子だと言われた天草四郎が産まれ、天草四郎を総大将に担ぎあげて幕府へ対抗。
島原・天草一揆へと発展してしまいました。
宗教と一揆・・・まあこれも一つ、繋がってしまうと安倍元首相襲撃事件のようなものに繋がってしまうのですが・・・。

現在の国民負担率は50%に近づいている!

歴史的な状態から見ても、今の国民負担率ではいつ一揆が起きてもおかしくはないという状態となります。
政府もこれを承知していて、助成金の活用で低所得層への支援をしていたり、生活保護を手厚くしていたりするわけですが。
それでも、せっかく働いて稼いだお金の約半分はお国に取られている計算になるわけですから、お金も使おうとは思えなくなってきて、結局は経済が衰退していくという負のスパイラルに陥っているとえぬえるは思っています。
資本主義というのは、どの時代もお金をじゃぶじゃぶ使って経済を成長してお国を強くしてきたわけですからね。
これからの日本、国際情勢の悪化などで防衛費の増額が決まっていますが、これによって国民負担率が上がってしまうのでしょうか。
これ以上物騒な国にならないでほしいと願うばかりです。

<余談>
えぬえる的にNHK党の浜田議員の国民負担率に対する答弁が面白いなと思ってよく見ています。
ぜひ興味を持っていただけましたら見ていただけると、国民負担率について深く考える良い機会になるかなと思います笑

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