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明日を嫌う君のための日記帳

脳をゆるませた。
私たち精神疾患をもつ者が思うほど世界はむづかしくできておらず、色彩のかさなりで構成される原子たちの集まりであった。
陽のもとに出れば、陽の色がさんさんと降り注いでくる。暗闇でもそれは同様で、黒にまじった光色が降り注ぐのである。
きみならどうする?
きみなら、なにを選ぶ?

死にゆくなら、その時を待つ彼らも、自ら死に向うあなたも同じである。わたしは、あなたを決して否定しない。
あなたなら、なにを選ぶ?

明日を嫌う君へ、私の日記を贈ります。

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