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【まる1年達成!!】お酒大好き人間が断酒して良かったこと、悪かったこと。

2017.5.1からスタートした断酒もちょうど1年間になりました。

マ・ジ・で、1滴も口にしておりません。

仕事柄、色んな方々と週一は外飲みがありましたが、ノンアルコールビールとソフトドリンクで乗り越えました。

1年間というとけっこう長い気もしますが、『あぁ、もう、1年間お酒飲んでないんだなー』といった感じです。なんだか早かった気がします。

最近はお酒で失敗された方の話題を聞くこともありますが、1年間、断酒してみた感想などを記念に書いておきます。

ーお酒大好き人間です。

ビール、日本酒、焼酎、カクテル、ウイスキー等々、アルコールが入っている飲料はたいてい飲みます。マイペースで長時間飲む感じの飲み方が基本でした。

お酒との出会いですが、ぶっちゃけ18才から飲んでました。成人年齢の引き下げを先駆けて実行していたことにしましょう(※お酒は20歳からですよ)

もう今月40歳になっちゃうんで、時効でいいでしょうかね?高校卒業後に友達とのお別れパーティーみたいな感じで初めて酎ハイを飲みました。その時は『おぉ!!なんかテンション上がって楽しいぞ!!』という印象。

その後、島を出て、長崎の大学に進学。友達に勧められて軽音サークルに入ったんですが、ここで僕のお酒との付き合いがおかしな方に転がっていきます。

そこは軽音サークルにも関わらず、大学でも数多くの伝説を残していた飲み会ナンバー1のサークルでした。

しかし、茶話会ではちょっと怖そうな先輩がいつつも和やかムード。音楽にも興味があったので入ってしまいましたが、最初の1年間は飲み会と先輩の恐怖に怯えてました(笑)

といのもこんな感じのサークルでした。

・飲み会が部会後の週1回、必修。
・先輩に突然呼ばれる飲み会がランダム。
・基本、芋焼酎『さつま白波』のロックしか飲まない。
・おつまみは基本少な目で先輩が口にするまで食べれない。
・数分おきに乾杯コールがあり、みんなで杯を乾かす。

とにかくすぐ酔っぱらいます。そして、飲み会中はバタバタと飲み潰れていく人続出でした。僕はお酒に結構強い体質だったようなんで、徐々に慣れていきましたが、最初はキツかったですね。

僕自身、伝説残すような失態もありましたが、この頃に『酔っ払う』=『カッコいい』という刷り込みがされ、『みんなでお酒を飲む=楽しい』ということで、大学4年間で僕はお酒大好き人間になりました。

講義に出席するために、朝登校してくるみんなと、朝まで飲んで大学内をフラフラしながら家に帰る僕。みんなとすれ違いながら『俺ってカッコいいなぁ』と超勘違いしてました。自分の娘達には見せられないダメお手本です。

大学から社会人になり、島に戻って市役所に入ったんですが、公務員は『飲みにケーション』文化。

大学で培ったことがフルに活き、色んな人と飲んで、話すことで、起業に至る出会いもありました。

お酒に感謝です✨

ーなぜ断酒したのか?

断酒をしようと思ったのは、『起業しよう』と思ったからです。2017.12.27に市役所を退職したのですが、『公務員辞めて、起業する』という一大決心を自分の心に決めたのが、去年の5月1日。

単純に『お酒飲んでる場合じゃなくなるな。』と思ったのが、キッカケです。

お酒飲んだ次の日ってパフォーマンスが完全に落ちるじゃないですか。僕は、みんなで飲んだあとも、一人で何軒もはしご酒してフラフラ街をさまよったり、深酒してたんで、翌日、丸一日動けない日もちょこちょこありました。

単純に『これはイカンな』と。自分の市役所の仕事しながら、起業のことも考えなきゃいけない。お酒飲んでパフォーマンス落とすような暇はない訳です。

『自分への戒め』や『起業するという意思を固める意味』もありましたし、『起業して、自分の思うゴールにたどり着いたらその時に美味しいお酒を飲もう』という目標にもしています。

ありがたいことに、たまに『HUNTER×HUNTERのクラピカみたいですね。』と言っていただいてます。

『HUNTER×HUNTER』は途中から小難しくなったり、連載がときどき休止したりしたので、読まなくなっちゃったんですが、幻影旅団ぐらいまでは知ってます。

クラピカは、中指の鎖(チェーンジェイル)「幻影旅団以外には使わない」という制約と「旅団以外に使った場合は命を絶つ」という誓約を立てることでの念の威力が向上した人らしいです。


ー断酒してよかったこと。

1)クラピカ効果で感覚が向上

精神が研ぎ澄まされる感じでしょうか。感覚がよりセンシティブになった気がします。

朝早く気持ちよく起きれる。光や風、空気を感じれる。島の海や空を見て、『今日はいい青色してんなー!』、森や野原を見て、『めっちゃ緑やー!』と何気ない風景がやたら美しく見える感覚はあります。

飲酒でブツブツ切れてたであろう、シナプスもほどよく絡みあって、より多くのアイデアが浮かぶようになりました。

逆に飲酒することで感覚が研ぎ澄まされたり、意識が解放される人もいると思うので、トリガーは人それぞれだと思います。

2)飲み会のできごとをすべて記憶できる。

ここ1年間は起業の参考となる方々とのコネクションが特に増えて(増えるようにした)、日本でも屈指のIT企業の社長さんや、デザイナー、カメラマン、フリーランサー、旅先のおじちゃん、おばちゃんまで色んな方と飲み会に行くことができました。

他愛ない話の端々にビジネストークもあり、成功失敗のリアルな話や人生観を聞けるのは非常に有意義でした。

きっとお酒飲んでしまっていたら、翌日に『覚えてないやー。あれ!?あの時、あの人は何喋ってたっけ!?まぁ、いっかー。』となることが多かったと思います。

3)単純に身体にいい。

僕はお酒の飲む量を自分でコントロールできてなかったので、よく外で深酒してました。外で飲む以外にも、家で必ず晩酌してましたし、ほぼ毎日アルコールを摂取していました。

軽い中毒症になってたんだと思います。

元々、睡眠時無呼吸症候群らしく、普通でも1分とか呼吸が止まることがあるらしいので、お酒飲んで寝ると、それさらに酷くなり、『死んでるんじゃないか?』と家族に心配されてました。

きちんと寝付けてないので、寝起きは最悪です。お酒を飲まなくなってからは、症状が改善されてきました。

グッスリ寝れて、スッキリ起きれる。

最高です。

人にもよりますが、1日24時間の1/3近くは寝るわけです。できるだけよい睡眠をとって、2/3の起きてる時間をできるだけフルに有効活用しないともったいない。

時間は有限で人生には限りがありますからね。

そして、もともと体重軽い方なんですが、体重も3kgほど痩せました。

ー断酒して悪かったこと。

うーん。。。

ない、ですね。

しいて言えば、「みんながテンション高く盛り上がっている時に、ちょっと冷めてる自分がいる。」でしょうか(笑)

あと、断酒あるあるで、僕の断酒のことを知らない方と飲み会に行った時に「僕はノンアルコールで」と注文すると、

「体悪いの?」、「酒で何失敗したの?やらかした?」

と聞かれるので、「いやぁ、実はですねー。」と断酒の理由を話すのが、少々面倒くさかったりするぐらいです。

これも極たまーにです。

断酒の理由を聞いて、「すごいですね!」、「解禁したら一緒に飲みましょう!」と言ってくださる方も多く、それも断酒のモチベーションを維持できた理由の一つです。

あと、辛党なんですが、甘いスウィーツも好きになりました。ある方曰く、お酒で補給してた糖分を別に身体が摂取しようとした結果、甘いものを欲するようになったのでは。とのことです。

結果、断酒初期に3kg痩せたけど、そこから5kgほど増え、+2kgになりました。

ー断酒したい方へのアドバイス。

もし、あなたが断酒したいと思っているなら、断酒することを、周りの誰か、第3者に告げることをおススメします。

僕は断酒の理由を飲み会の度に説明していました。「そんな風にカッコいいことを言ってて、途中で投げ出したらカッコ悪いよなぁ。」と自分に制約をかけます。

そして、「じゃあ、断酒解けたら一緒に飲みましょう!」といってくれる人の言葉を目標にしてみてはいかがでしょうか?

「嘘から出た誠」

初めは冗談だったのが、真実になるかもしれません。

言葉には力があります。

きっとあなたもできるはずです。

苦しい時はノンアルコールビールさん達に救いを求めてください。

僕も何度、救われたことか(笑)

『夏に目標達成し、ビール解禁するぞー!』という感じでまだ断酒頑張ります!

その時はパーティーしますので、良かったら参加しませんか?^^

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