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誰かと会った休日のための休日を必要とする人へ

去年の夏、自宅から歩いて数分の
後輩の家へ遊びに行きました。

東京から帰省中の息子のため、
お家のお母さんが作った夕飯を
ごちそうになりながらのおしゃべり。

満腹のお腹をかかえて笑いながら、
ふと、気づいたことがあります。

「あれ?私ってこんなキャラだったっけ?」

いつの頃からか、ずいぶんと
人づきあいが楽になっていたんです。



以前の私のおつきあいといえば

「着て行く服は?」「靴は?」「手土産は?」
人と会う前から気をつかってドキドキ。

「何を話そう?」「ネタがない」「どうする?」
人と会っている間も笑顔をたやさずにハラハラ。

それが今や手土産なしの
ジーパン&ビーチサンダル姿で出かけて、
何もせずにそこにいて、笑っていられる。

これって、どうしてだと思われますか?



考えて見つけた、この変化の
いちばん大きな理由...それは、

人に喜ばれるキャラを演じたがる
"自分"を自覚したから


私が以前、人と会えばグッタリと
つかれていたのは、
性格や体質のせいではありませんでした。

ただひたすらに、

自分に会いたいと言ってくれる相手と、
そう言わせている自分を信じて
いなかったから。


だったんです。THE人間不信。



今のあなたはどうでしょう?
誰かと会う時間を純粋に楽しめていますか?

一緒にいる人を楽しませようとすること。
それは、まぎれもないその人の優しさです。

でも、いつの間にかそれが
義務感からの行為に変わり、

"人にどう思われるか"を気にするだけの
時間になっているのなら、

会いたいと言ってくれる相手を
これほど馬鹿にした話もありません。



人と会うと極端に疲れたり、
人に会う"休日のための休日"を
必要としているような人は黄色信号。

人は、あなたの服や靴や手土産や
話のネタを理由にあなたと会いたいわけではなく

「だだ、会いたい」

きっと、それが一番の理由です。

理由なんていつだって後づけで、
目に見えるものだけとは限らないのですから。



「会いたいと言ってくれる"相手"と、
 そう言わせている"自分"を信じる」


今日の空でした。





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