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転職で、居場所を求めて三千里?行き詰まったら読むnote

今日は何をnoteに書こう?
そんなことを考えていると、

初めての就職先、
同期の顔が浮かびました。

一緒に働き始めてから7年、
私が退職して海外へ行くことを告げたとき

「私も辞めたい。
 でも、今やめるとみんなが困るから。」

そう言って見送ってくれた彼女は
今やそこの管理職で、かわいい2児の母です。



▪️辞めるという選択の自由


実のところ、
どれほど優秀な人が退職しても仕事はまわることを知っていた当時の私にとって、

"私がいないとみんなが困る"

彼女の言葉はとても不思議な思い込みに
聞こえました。
それであの日も、こう伝えたんです。

「誰がいなくても世界(仕事)はまわるよ?」

それは、誰だって今の場所がつらいなら
どこへでも自由に行って好きに生きられる
じゃない!!

そんなふうに、私なりの
エールを送りたくて伝えた言葉だったのですが...



▪️辞めないという選択の自由


年月が流れ、あるとき私は自分の考えに
行き詰まりを覚えるようになっていました。

"誰がいなくても世界(仕事)はまわる"


かつて、あれほど勇気づけてくれたはずの
言葉がいつの間にか、
ホームと呼べる場所を持てない存在に自分を
変えてしまっていたからです。

"何をやってもいいし、やらなくてもいい"

あまりの自由に圧倒されて、
何をどうすればよいのかもわからなくなった私に
ヒントを与えてくれたもの。

それはあの日、
聞き流したはずの同期の言葉でした。

「私も辞めたい。
 でも、今やめるとみんなが困るから。」

ふと、気づいたんです。
あの日の彼女の言葉、思い込みこそが

私とは違う角度から人生を切り拓き、
自分のホーム、居場所をつくり上げていくための
ひとつの方法だったということに。


◾️自分の人生をデザインしよう


結局のところ
「私がいないとみんなが困る」
そう信じた彼女と、

「誰がいなくても仕事(世界)はまわる」
そう考えてきた私。

言っていることは真逆でも、
やろうとしていることは同じでした。

それは、安心して生きられる
自分だけの"居場所"を手に入れること。

前者は、
限りなく不自由な環境の中からの挑戦で、
後者は、
果てしない自由の中に飛び込んでの挑戦です。

そう気づいてからの私にできることは
驚くほどにシンプルでした。

"自分の人生の選択を後悔せずに
今、目の前にある仕事に全力で取り組むこと"

"過程の出来事はギフトと思い、
まわりと一緒に楽しんでいっぱい笑うこと"



忙しすぎる日々の中で、
働く意味や転職を考えたとき、
みなさんならどんな道を選びますか?

聞き流してきたいろんな人の言葉を
拾い集めたら案外、そこにも素敵なヒントが
隠されているのかもしれませんね。


『あなたが転職してもしなくても、
 "正解"は、選んだ道の上にある。』


今日の空でした。

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