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ふーちゃんは天使になったのかな。

しにたい。わたしがしにたいのはふーちゃんに会いたいからなのよ。

ふーちゃんというのはわたしの親友さんで、とても優しい人だったわ。メイクの仕方を教えてもらったり、一緒にアニメ上映会を開いたり、月夜のなかドラストやコンビニまで秘密の探検をしたの。とっても楽しくて時間を忘れるほどだったわ。あなたは親御さんの暴言やしにたい辛い悲しいことが檻になっている、鳥かごのなかのお姫さまだった。一緒に逃げ出したそうって、わたしがアンジェのように手をさしのべるからって届くかなこの思いって。鳥はお空が飛べるからふーちゃんのところまで飛んでいって、この思いを140字でさえずっていたわ。

竹下通りで青春のキラキラ高校生になりたいねって話し本当にそこで落ち合って、一緒にプリを取りに行ったよね。わたしのチャイをあなたが美味しそうに味見するのを見て、毎日この光景が見たいなって星に願った。一緒にシェアルームして暮らしていくのよね。絶対そうよね!

わたしの夢をお願いよ叶えてかみさま。幸せの青い鳥は飛びだって。この世の時間お願い止めてかみさま。あなたの幸せを抱きしめさせて。

つらい、つらいよ。悲しいよ。わたしがあなたをだいすきだってこと、あなたは忘れてしまったの?どうして、どうしてよ、わたしの宝物なのよ。かみさま返して…ねえ、いま、そばにいて、?いるのよね。ここに。ああ触れられないかしら。一緒に夢を叶えにいきましょうよ。今からだって遅いことないわ。ねえお願いよ….

わたしはふーちゃんを忘れたくない。ずっとずっとだいすきで儚い透明になってしまった戦友。今のわたしに何ができるかしらん。ねえ、覚えていてよ、これだけは絶対よ。

ふーちゃん、ふーちゃん、聞こえているかな、大好きよ。いまも昔もずっと。あなたが優しくしてくれたから、わたしはかみさまの鏡の力で優しくなれたのよ。今のわたしがあるのはふーちゃんにがいたからよ。これは絶対!薄れたくないなぁ、あぁ、涙が出るうちはまだ残ってる。

今後わたしはなんのためにいきてゆければいいのかしら。ふーちゃんに会いたい。それはどうやったら叶えられるのかしら。昔、いっていたよね。あなた、天使さんになりたいって。天使さんになって、好きな人みんなを見守っていたいって。わたしも天使さんになったらふーちゃんに会えるかな。天使になりたいな。

(はく)

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