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Realizmリリースまでの経緯・半生

リリースまでの経緯・半生を紹介させて下さい。(めちゃくちゃ長文なので飽きたらみるのやめて大丈夫です)

私は音楽と人生は切っても切れない関係であるといっては過言でないくらいに音楽が大好きでした。

父母も父がやってたバンドをきっかけに結婚をしたので当然自分の周りには音楽で溢れていました。父には3歳頃から洋楽のライブに連れて行ってもらったりカーステレオで幼稚園の頃からVan Halenを流してもらったり聴く環境としては恵まれていたと思います。

家庭では仕事をしながら父はバンドを続け、2週に1回スタジオに入りオリジナル曲を作っていました。帰ってくるのは深夜なので音楽面では本当に理解を示してくれた恵まれた家庭だなと思います。

私が本格的に音楽にハマったのは中2の夏で両親が聴いていたヘヴィメタルにどハマりしました。特にDream TheaterやDeep Purpleは今でも自分にとってロックのバイブルです。しかし当然ながら当時の友達には自分の好きな音楽を理解してもらえず、その腹いせで友達の好きな音楽を批判したり、そもそも流行の音楽に対して嫌気を感じたりする時期もありました。今ではもっとあの時音楽の懐が広ければ自分の幅をもっと広げれたなと少しだけ後悔はしています(今は流行の音楽や友達の好きだった音楽も聴いています)

そういう思いもあって高校の頃から「歌手として大成する」「自分の好きな音楽を広めてムーブメントを作る」という思いは内心思っていて卒業したら絶対にバンドをやって大成しようとは思っていました。高校からネットにハマっていた時期があり、そこで初めて遠方でしたけど同世代の洋楽の友達ができた時はすごく嬉しかったです。軽音楽部には入っていなかったけど軽音楽部の人とも音楽の話で繋がってたりライブも行ったりしました。その時の人でプロになって成功した人もいます。

しかしバンドの内情を知ってるからこそ親は音楽一本で仕事をするということは最初からずっと反対していました。僕も父と同じバンドの元メンバーでホームレスになった人を目の当たりにしたり、売れていくのは厳しいという現実を沢山聴いてたり、何しろ両立をしながら子供2人を大学まで行かせて安定した暮らしをしていた両親の生き方に説得力があったからです。

洋楽が好きな自分はそれでも密かにワールドツアーをしたいとか英語力を広げたいという目標があって大学は外国語大学に進学しました。受験の時英語苦手だったので、親にはものすごく反対されました。そもそも学力なかったので大学全落ちしていてあの時に結果出せず叩かれた事は今でも辛いなと思ってます。

大学進学後、洋楽のサークルに入って念願のバンド活動を始めてコピー活動を行っていました。さらに聞くジャンルの幅が増えてかけがえのない友達もできて人生の中で大きなターニングポイントになりました。今回作曲として携わってくれたAckneもサークルの繋がりで仲良くなった親友です。
3年の最後の引退のライブでトリを務めた後に歌詞とか曲とか知らないけどすごく感動したとある観客の子がTweetしていました。その時自分が歌を歌う意味が「誰かの心を動かすために歌う」ということに変わっていきました。

卒業後、親孝行を果たすべく親と同じ会社に入社し、ものすごく喜んでくれました。しかし現実は厳しく毎日罵倒され続けこのストレスに耐える父はすごいなと思いました。
この時初めて邦ロックにハマり歳下の友達がたくさんできてその中で一緒にバンドをやりたいというバンドメイトもできて上京を決意しました。

しかしこの時に父母が離婚し、自分の夢はますます遠ざかりました。家族を選ぶか、自分を選ぶか。気がつけば25歳になりまだ夢の舵すら切れていない自分は家族を置いて東京に行く事を決意しました。本当にわがままな親不孝者だなと今でも思っています。

上京後、運良く音楽事務所にスカウトされてデビューが出来るかもという期待をしながら毎週レッスンをしていました。この時に歌唱力も向上し、レッスンの大切さを実感しました。音楽以外にもテレビ・舞台にも出演し色々な経験ができたと思います。しかし全くデビューの音沙汰はなくそのまま時は進みました。

結局デビュー自体も配信リリースと無観客ライブのみと言う内容だったので納得がいかず辞めて独立を決意しました。同時期に夢を目指していたバンドから解散を伝えられ、上京の目的も見失ってどん底に落とされていました。

気がつけば28歳。それでも諦め切れず、ただ自分の今の世界観を表現したRealizmというEPを創り上げました。「闇・苦悩・リアリティ・未来」自分の半生のような作品です。
やっと出来ました。失うものはなにもないです。興味があればぜひ11/2にサブスクを聞いて応援してくれる人はCDを買ったりライブに足を運んできて下さい。

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