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異常気象は日本だけじゃない!!世界の事例

みなさん、こんにちは。塾長です。
今回は「世界の異常気象」についてシェアしていきたいと思います。


まずはここ数日、話題となっていたCOP25についてご説明したいと思います。

① COP25とは?

2019年12月2日から13日まで、スペイン・マドリッドで開催されていた、国連の気候変動枠組み条約締約国会合(COP25:コップ25)の事です。

小泉環境大臣が石炭について言及しなかったことでも話題になりましたね…。
日本は先進国の中でも、かなりの二酸化炭素量を削減しているにも関わらずです。中国・アメリカを責めずに日本ばかりを責めてくる各国の姿勢には、逆に不信感を持ちます。

② 開催目的は?

大気中の温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素など)の増加が地球を温暖化し、自然の生態系などに悪影響を及ぼすおそれがあることを、人類共通の関心事であると確認し、大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させ、現在および将来の気候を保護することである。
   Wikipediaより

それでは、世界の異常気象についてご紹介していきます。
日本では、大雨・台風・猛暑などここ数年、異常気象がおこっていますが、世界各地でも地球規模の問題が起こっています!!


③ グリーンランド

北極圏 グリーンランド

COP25 でも記録的な速さでグリーンランドの氷が溶け出していると指摘されました。
氷が溶ける速さは1990年代の7倍。氷が溶けるとなぜ問題なのか…。
それは、海水面が上昇するからです。
1992年以降10.6mm(1cm 6mm)も海水面が上昇しています。

ちなみに、1cm上昇すれば、最大600万人が洪水のリスクにさらされるとされています。


④ ロシア

ロシア最東端のチュコト半島

現在、平均気温が12度も上回る暖冬になっています。
それによって、北極グマが移動するための氷が薄くなり、北極グマが移動できなくなりました。

その為、約60頭もの北極グマが一箇所に留まらなければならなくなっています。
この近くには集落があり、住民は不安を募らせ、全ての行事を中止。毎晩パトロールを続けているそうです。


⑤ アフリカ

アフリカ南部のビクトリアの滝

世界自然遺産にも登録される有名な滝が、100年ぶりの干ばつで、一部を残して消滅してしまいました。
カラカラに干上がってしまった状態です。
この地域では、ビクトリアの滝が地図から消えることを心配する声があがっているようです。


⑥ さらに日本も…。

2019年12月16日のニュースでは、
地球温暖化が進むと、災害級の豪雪が増えると報道されていました。

詳しく説明すると、
今より地球の平均気温が4度上昇する時の雪の降り方をシミュレーションした結果、

太平洋側・日本海側の沿岸部では降雪量が減少するが、東日本の日本海側の山間部では降雪量がむしろ増加する。
ということがわかりました。

特に、岐阜県から新潟県の山間部では警戒が必要だと専門家は話しています。


⑦ 間違えてはいけないこと!

異常気象・地球温暖化の原因が、「人間活動による二酸化炭素の増加である」ということは一概にいえません。

ただし、現在の地球温暖化により、北極の氷が溶け出したり、豪雪が起こるだろうという事は確かなことです。


→詳しくは、環境少女グレタさんの記事で書きましたので、こちらをクリック!(livedoorブログにジャンプします)


私たちがやるべき事は、
少なくとも、二酸化炭素の増加が関係している可能性があるならば、

二酸化炭素の排出を減らそう。
異常気象に備えておこう。

という2つの事だと思います。

エアコンの温度は最適ですか?
無駄な電気は使っていませんか?
それを抑えると、節電にも節約にもなります。電力量を減らせば、二酸化炭素は減らせます。(太陽光発電などは別です。)


私たち一人一人の行動はほとんど効果がないと思いがちですが、全員で行動すると大きな成果につながります。

家族も含めて、少しずつ取り組もうではありませんか。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


塾講師歴20年。二児の子育てをしながら塾を経営しています。 ここでは、「これからの世の中を生き抜くために必要な力」について考えていきます。もし、気に入って頂けましたら「スキ、フォロー、サポート」よろしくお願い致します。m(_ _)m やる気が倍増します!