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秋最初の自然観察

こんにちは。いきなり涼しくなり「秋」という感じになってきました。涼しくなって外を歩きやすくなったので、近くの公園に自然観察という名の散歩に出かけました。

実は先週も行ったのですが、秋だったのは朝だけで昼になると30度弱でクソ暑くなり、飲み水が切れたのですぐに帰らなくてはいけなくなってしまったので無かったことにしました。

実は今回は目的を持って行ったのですが、その生物に出くわすことはありませんでした。(気配すら感じませんでした。)
というわけで普通にみられた生物の写真を交えながら適当な話をします。

朝10時半に公園に到着。
とりあえずビジターセンター的な場所に行きました。
「ヤマドリを見にきたんですが、今朝は見られましたかね?」
こんな感じでスタッフに聞いてみたところ。
「ヤマドリですか?今朝はホロうちすら聞いてません。」
とのこと。
そもそも公園内で見られること自体が奇跡らしいです。
きっと先週見たヤマドリは幻だったのでしょう。
スタッフの方によるとこの日は鳥が少なく、
「カケス・シジュウカラ・ヤマガラ・エナガあたりなら見られると思います。」
ということだったので、とりあえず入山(公園なのでかなり低山です)
いつもなら水辺に向かうのですが、行きに通った池に鳥の気配がなかったので今日はハズレだと予想し、山に行きました。

とりあえず先週ヤマドリを見つけた場所まで登って行きましたが特に何もいない。声も、気配もしない。さすがにこれは少なすぎると思いました。
森の上には時々ノスリが飛んでいる程度。
そもそも来る日を間違えました。
この日は入園料が無料の日だったらしく、人がたくさん。これはいなくてもおかしくない。

とりあえず登って行き、普段は行くことのない展望台へ。
道中、藪の中に少し違和感を感じ見てみると大きな蛇がいました。

ヤマカガシ

写真を撮ってみると目が白いことに気がつきました。これは脱皮の前だからなのでしょう。色がアオダイショウにしては褐色に近いので違和感はありましたが、癖で捕獲しようとしました。しかし、カメラが重くて上手くつかめず逃してしまいました。
後で写真を整理しながら気が付いたのですがこれはアオダイショウではなくヤマカガシ(毒蛇)でしたね。(笑)
これを知った瞬間、この日が人生最後の日になった世界線を想像してしまいました。
みなさんはヘビには気をつけましょう。

そんなこんなで展望台に到着。
この間に鳥には出会いませんでした。
展望台に着くとまず耳に飛び込んできたのは。
「ぴょぴょっ、ぴょぴょぴょっ」
というアカハラかシロハラの声でした。
もう来てるんですかね?

展望台は休憩できると思っていたのですが、椅子がなく休めませんでした。
空には、ノスリが3羽、オオタカが1羽飛んでいましたが観察する暇もなくフレームアウト。戻ってきませんでした。

あまりに生物が少なかったのでそこらへんにいる生物を片っ端から撮っていましたが、綺麗に撮れていたやつのみ紹介します。

展望台からの帰り道まず出会ったのは、カエルです。

カエル

何ガエルですかね?
ヤマアカガエルのように見えるのですが、下顎に黒点はないように見えます。
詳しくないのでカエルとしておきます。
一瞬で藪の中へと消えて行きました。

先週ヤマドリを見た場所まで戻ってくると、鳥の鳴き声が聞こえ始めました。
シジュウカラが率いる混群がちょうど僕の上を通って行きました。
確認できた鳥は、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、コゲラ、キバシリ、アカゲラでした。アカゲラは混群に入っていたのかたまたまそこに来たのかわかりませんが、道を挟んで向かい合った場所で鳴いていました。

エナガ
ヤマガラ

ヤマガラとエナガは割と寄ってきますが、コゲラとキバシリは近くに来てくれませんでした。

最後にいつもの水辺に行ってみましたが、カケスがジェージェー、耳障りなくらい鳴いていました。なぜ耳障りなのかというと姿は一切見えないのに声だけ大きいからです。

木道の上ではカマキリたちがアキアカネやらマユタテアカネやらを捕獲していました。

ハラビロカマキリ
オオカマキリ
ハラビロカマキリ

捕食される側はこんな感じでした。

マユタテアカネ
アキアカネ


キトンボ
ルリタテハ
ウラギンシジミ

今回の自然観察はこんな感じでした。
残念ながらヤマドリには遭遇できませんでした。
でもこれが自然ですね。思い通りに行ってしまっては面白くありません。
これから紅葉のシーズンで公園が混み始めますね。鳥は冬になってからもう一度探してみたいと思います。

今回は昆虫や爬虫類・両生類がメインになってしまいましたがこんな日もあっていいと思いました。
最後まで見ていただきありがとうございました。
最後に使わなかった適当な写真を貼っておきます。

フジバカマ


変わった待ち伏せの仕方をするオオカマキリ


はるか上空を飛行していたノスリ
遠くの方を飛んでいたオオタカ
尾の長さと、大きさ、腹の色から判断


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