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私が年間500冊の本を読む理由

※英文は読めません←


読書、したほうがいいよな

と思ってる人は多いですよね。


知識が増えるとか、人格が磨かれるとか。

いろんな理由があると思いますが、


私の理由は

「読まないと人生詰むから」

です。


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【詰む】
1. 細かく入り組んでいる。つまる。
 「目の―・んだ生地」
2. 将棋で、王将の逃げ場がなくなる

(byウィキペディア)

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本読まなくても人生が詰まない人も確かにいます。

余裕のよっちゃんですいすい人生を謳歌できる人もいます。


が、私は無理でした。

色々ぐるぐる考えたり学んだりするほど、

私は本から知識を手に入れないと、逃げ場が無いな。

と人生のある時点で気づいたんです。


なので、本を読んでます。

あなたは本を読まないと詰む人でしょうか?

これを読みながら考えてみてくださいぃ・・・。


たいていの人は我慢と回避ができる

世の中には本当に色んな人がいて、

神ですか、というくらいに優しい人もいれば

死神ですか、というくらいにヤバい人もいます。


そして多くの人は死神レベルの人達と出会うと、

愛想笑いを浮かべながら気付かれないように「すすすす・・・」と距離を置くことができます。


物理的に距離を置けない場合は、

周囲の人達に愚痴を聞いてもらいながらなんとか付き合っていく(つまり我慢する)事ができます。


が。

私はそのスキルがなかった。

人に嫌われるのが怖すぎたのと、ストレス耐性がなさすぎたんです。



死神レベルのヤバい人ですら、

「この人もきっと根はいい人だから・・・!」

「頑張ればきっと認めてくれる・・・!」

と尽くすことをやめられなかったし

(なんなら最後の1滴まで搾り取られるタイプ)


我慢してガス抜きしながらそこそこに付き合う、というタフメンタルスキルも持ち合わせていませんでした。

(愚痴るのが本当に無理。頼るのも本当に下手くそ。)


会社とか、コミュニティとかでそういう人と顔を合わせなきゃいけない時が来ると

「あー、明日会わなきゃいけない。鬱だ。」

と胃の奥にどす黒いもやもやベタベタした感情が渦巻いて

「会社がテロで破壊されないかな」

みたいなことを思いながら頭痛と腹痛と「どんより感」に苦しむ。


みたいな。

体に影響が出ると本当に我慢は無理でした。

頭痛はまじで耐えかねる。うん。



ということで私は

自分がそこそこ普通(なんなら人より上等)だという幻想をすべて捨て去り、

「回避スキル、スルースキルがない」「みんなよりメンタルが弱い」

と認めざるをえませんでした。



普通のやり方では歯が立たないなら奥の手。

普通の人が普通にできることができない。

頑張るとかいうレベルで乗り越えられない。


ということで私は自分の「脳みそ」に頼ることにしました。

(今まではメンタルに頼ってた。)


とはいえ、ただただ解決法を考えてみてもろくなアイデアが浮かびません。

思い浮かぶのは「いやこれまた1滴残さず搾り取られるパターンのやつ」な作戦ばかり。

つまり精神論。。。


今思えば当たり前なんですが、

人間の心理とか対人スキルとかなんにも知らないのに

自分の頭で考えて良い解決法なんて見つかるはずもなかったんです。


問題を解決するには「先人に学べ」が基本

というのを知るまでは、いつまでもいつまでも悶々と考え続けて

「あー、ポンコツな自分では幸せになれる気がしない」

「もう出来杉くんに生まれ変わるしかない」

と大きなため息をついて暮らしていましたね。


で、たまたま書店に立ち寄ったときに

「〇〇のやり方」みたいな本を何冊か見つけたんです。

いわゆる自己啓発本ですね。


それまで小説しか読んだことがなかった私。

「そんなことを教えてくれる本があるのか!!!!」

と小躍りして購入し、読みました。


感想としては、

すぐにやろう! 10%

ほほぉなるほど 40%

できる気がしない 50%

だったわけなんですが、まぁ無いよりマシかと思って10%の内容を実行。


そしたらちょっといい感じになって。


何でも教えてくれる本の世界にハマる。

他にもっとなんかないの?と思って次は図書館へ。

(10%のためにいちいち本買ってたら財布がさみしくなるので)


それっぽいことを書いていそうな本を何冊も借りて読んでみる。

図書館だからプライスレス!税金のもとをとる勢いで!


すると、

「あれ、これこの前読んだ本と同じことが書いてある」

という発見が。


その次の本にも、さらにその次にも似たようなことが書かれている。


「・・・つまりこれが大事なことなんじゃないの?」

ということでそれを実行すると、まぁさらりとうまくいくわけです。

さらりと。


おい!一人で悶々と考えてた日々は何だったんだYO!

という感じでしたが、それからは味をしめて


悩んだら本、あれこれ言わずにとりあえず図書館

のスタンスで生きてきました。


結果、現在の生活は控えめに言って最高であります。


夫や家族とは仲良し、体は健康、ストレスも皆無で、

人間関係に悩むこともあまりなく、人見知りも解消。


「正直図書館があれもう何も怖くないわ!ははは!」

というテンションです。


心のメカニズムとか、体調の善し悪しが何で決まるかとか、

おしゃれの基本とか、家事のコツとか、

夫婦関係の基本とか、人間関係の暗黙のルールとか。


ぜーんぶ本に書いてありました。

もっと早く知りたかったぜ・・・とは思うけど、未だに知らない人もたくさんいるんですよ。

そう考えると「知れただけ随分マシかなぁ」と。


めちゃくちゃ読んでる人は多分、味をしめてるひと

つまりまぁ、本をたくさん読んでる人は

「人生これで変わるわ」「楽しくなるわ」

という確信を持って本を読んでるんですよね。


読めない人は、「こんなんで変わるんかいな」と疑いの気持ちがある。

経験がまだ浅いから。


なので、1冊の読書で10%しか得るものがないとなると

「えーじゃあツムツムやってたほうがいいわ」となる。


本に期待をかけすぎちゃうんですよね。

初めて買う宝くじみたいな。

「10億当たっちゃったらどうしよー!?」みたいな。

(その期待は見事に裏切られるのだけど)



けどねー、たかが10%、されど10%で。

その10%はこつこつ積み重ねるものだと思うんですよ。


10回の読書でようやく1冊分だとしても、

「やってられるかい」って読まなかったらゼロじゃないですか。


ゼロよりはマシですよ、テストの点数同様。

(ちなみに0点をとったことはありません。12点ならあるよ!)


ということなんでね。

読書をしたい、と思うあなた。

読書の習慣を身に着けたい、と思うあなた。


自分にとって「これは・・・!」という本と出会うべく、

足しげく図書館に言ってみてはいかがでしょうか。


何冊借りても無料!

違うな、と思ったら読まなくても罪悪感はありません。

お金払ってないから。(住民税は払ってるけど)


こんな簡単に税金のもとが取れる方法はありませんよ!(そこじゃない)


とりあえず、すべての棚をじろ~っと見てみてください。

あなたの琴線にふれる本が1冊くらいは見つかるはず。


そんなことを繰り返せば、いつしか読書の習慣はついてますよ。

多分。


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