見出し画像

壱岐なみらい研究所とは?

はじめに

はじめまして!
私たちは、壱岐市役所(長崎県)の職員を中心に、所属部署にジャンルを縛られることなく、自分の創りたい壱岐の未来に向けて、既存政策の先に挑戦しているチームです。

実は、2020年に設立された「壱岐なみらい研究所」も3年目を迎えました。
一人ひとり想いを持って、さまざまな地域課題に向き合っていますので、この活動がもっとオープンに、多くの方に知っていただき、興味を持っていただいた方とともに、プロジェクトをさらに魅力的なものにしていくことができるように…

これから、このnoteでメンバーのこと、研究テーマ、活動レポートなど、お伝えしていきます。
ぜひ、皆さまからのアドバイスやご感想などお待ちしています!
一緒に何かやりたいんだけど!というご相談も大歓迎です!

では、さっそく壱岐なみらい研究所のことをご紹介しますね。

慶應義塾大学SFC研究所との連携協定

画像1
壱岐市と慶應義塾大学SFC研究所の連携協定の様子

2019年10月1日、壱岐市と慶應義塾大学SFC研究所で「地方創生に関する研究開発の連携協力協定」を締結しました。この一環として、2020年4月より、SFC研究所の社会イノベーション・ラボの助言・協力の下、壱岐市における「地域創生プロジェクト」の開発・実践と、壱岐市の未来に資する高度人材の育成を行う「壱岐なみらい研究所」を設置しました。

株式会社リクルートとの連携協定と3者覚書の締結

壱岐市、株式会社リクルート、慶應義塾大学SFC研究所 覚書の締結

2020年1月10日、壱岐市と株式会社リクルートは、新たな地域創生手法の確立を目的とした包括連携協定を締結しました。
本協定に基づき、協働して、リクルートの持つ人材開発や組織活性化のノウハウ、様々なパートナー企業や団体とのリレーションを活かし、地域社会における人と地域の先進的な繋がりを探求して参ります。
また、慶應義塾大学SFC研究所との間で締結している「地域創生に関する研究開発の連携協力協定」に基づき、3者による連携協力についての覚書も同時に締結し、取り組みのモデル化や横展開を視野に入れた体制で活動を進めて参ります。


壱岐なみらい研究所における研究って何?

研究(けんきゅう、英: research リサーチ)とは、ある特定の物事について、人間の知識を集めて考察し、実験、観察、調査などを通して調べて、その物事についての事実あるいは真理を追求する一連の過程のことである。語義としては「研ぎ澄まし究めること」の意。

https://ja.wikipedia.org/wiki/研究

既知の世界にあることを調べ、学ぶことが勉強
未知の世界を追求し、解明することが研究

研究とは?

壱岐なみらい研究所における研究とは、「研究+開発」を言います。という、少し「?」なことを言いますが、未知の世界、対象についての疑問を解明するだけではなくて、壱岐市の未来に資する「新たな仕組みを生み出す」ことまでを、研究活動としています。

壱岐なみらい研究所における研究とは?

研究活動の流れ

研究の大まかな流れ

研究員は毎年市職員5名程度が立候補または管理職推薦で選ばれます。プラス慶應塾大学SFC研究所の地域おこし研究員制度などを活用して、民間企業等からの参加もあります。
基本的に、毎週4時間、勤務時間中または週休日に研究活動を行います。(研究員は市長から委嘱を受け、未来に向けた新たな政策を創っていくため、研究活動は業務扱いとなります。)
月1回(土曜日7.75h)、慶應義塾大学SFC研究所より玉村教授をはじめ、アドバイザーの方から指導を受けながら、研究テーマを磨き上げていきます。
行政の中だけに限らず、地域や企業の皆さんとも積極的に対話し、仲間をつくり、プロジェクトの仮説検証を行い、最終的に、年度末に市長をはじめ管理職級に向けてプレゼンを行います。
その後は、各自でプロジェクトを実行していきます。

月1レビュー会(研究活動)の様子
Slackを活用して常にコミュニケーション(おすすめ、フィードバック、資料提出などなど)


個を起点とした「じぶんごと」のまちづくり

壱岐市は、SDGs未来都市に選定され、「誰一人取り残さない」という包摂的な精神のもと、市民と市民、市民と行政が共創関係になり、一人ひとりの多様な能力が発揮され、世界で一番自分らしさが輝く島となることで、100年後も人々がイキイキと暮らす島を目指しています。

まずは、市職員が「まちづくり」に熱中するために

壱岐なみらい研究所では、「主体性」を尊重します。
行政分野では、法令遵守。決まったことを”正しくやり抜く力”は長けていますが、社会が変化する中で、「正しさ」は常に変化します。
誰かの正解に縛られず、常に「問い」を設定し、学び、変化を恐れず、チャレンジすることで、その時代に応じた最適な政策を生み出していく。
やらなければならない仕事の中に、「やりたい」仕事を見つけ、挑戦していく。

そのために、必要な機会と、行政組織の縦割りを超えて、「壱岐なみらい研究所研究員」という、”もう一つの肩書き”を持って、自身の「やりたい」ことに熱中できる環境を提供していきます。

さいごに

さいごまで、読んでいただいてありがとうございます。
壱岐島は本当に豊かで、温かくて、幸せな島だと思います。
しかしながら、人口減少は前提となり、まさに消滅可能性都市という現実を前に、100年後も壱岐島らしく豊かな暮らしが続いていくために、魅力的な島の可能性にワクワクしながら、挑戦を続けていきたいと思いますので、不定期になりますが、今後の記事にもお付き合いいただけると幸いです。

フォロー、いいね!よろしくお願いします!

この記事が参加している募集

SDGsへの向き合い方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?