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IKIJI、海外展示会を振り返る パリ編

こんにちは!

IKIJIプロジェクトマネージャーの近江です。

今回は、海外展示会パリ編をお届けします。イタリア編はこちらから。

パリは、ファッションの世界で、一番大きなマーケットです。パリだけでバイイングをするバイヤーも非常に多いです。IKIJIは、「MAN/WOMAN」という展示会と「Talent to Trend」というショールームに出展しています。

「MAN/WOMAN」は、比較的新しい展示会ですが、イタリアの展示会には来ないバイヤーや、PITTIよりもカジュアルなショップのバイヤーが来場し、バイヤーのオーダー比率が比較的高い展示会として有名です。場所はなんと!ヴァンドーム広場のホテル!!隣は、リッツホテルという豪華な場所で開催しています。

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展示会場からみたヴァンドーム広場

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こちらは、「MAN/WOMAN」の入口

MAN外観

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こちらはIKIJIのブース。

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PITTIとは違い、どのブランドも統一のハンガーラックで商品をディスプレイします。

続いて、ショールーム「Talent to Trend」

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こちらはオペラ座近くのパッサージュ内にあります。

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「MAN/WOMAN」の展示会場と徒歩10分くらいで行き来が出来ます。

ここで、展示会とショールームの違いを簡単にご紹介します。

展示会は、多くのブランドが一緒に出展します。展示会への入場登録があれば、誰でも入ることができ、展示会の知名度でバイヤーを呼び込むことができます。営業活動から代金の回収までをブランド側が行い、展示会出展費用を展示会主催者に支払います。展示会のメリットは、多くのバイヤーの目に触れるため、新しいブランドを探しているバイヤーとの商談チャンスが多いことが特徴です。

ショールームは、アポイント制でバイヤー及び関係者のみが入ることができます。ショールームの営業担当がバイヤーとアポイントを取り、ブランドの営業をして、オーダーを取ります。場合によっては、代金の回収までを行います。ショールームのメリットは、ブランドのテイストに合ったショップをショールームが探して営業をするため、成約率が高く、バイヤーがじっくりと商品を見て、オーダーをできる事。また、信頼によって成り立っている為、お金の回収に関して不安がないことです。


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こちらは、ショールームでバイヤーが商品を真剣に選んでいるところです。ショールームは、場所も広く、着用モデルもいる為、商品を吟味する環境が整っています。

3枚目の写真のバイヤーは、PITTIで商品に目を通してからショールームで時間を掛けて検討してくれています。

イタリアの展示会同様にここでのバイヤーからの意見は、非常に貴重です。消費者目線で見た意見を沢山くれるので、日本に帰ってから意見を基に商品を修正しています。

海外展開をする上で、一番の問題は、サイズです。日本と欧米では体格が違うので、大きいサイズを作って欲しいという意見が多いです。IKIJIは、ファクトリーブランドなので、サイズに関して柔軟な対応ができ、バイヤーからとても喜ばれます。


パリでは、ショップリサーチに毎回出かけます。特に、マレ地区に行くことが多いのですが、どのようなショップがIKIJIに合うのかを見極めるのも大事な仕事の1つとなっています。時には、飛び込みで営業に行く場合もありますが、皆さん熱心に話を聞いてくれます。

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新しいショップにも必ず行くようにしています。こちらは、シャンゼリゼ通りに新しくオープンしたギャラリーラファイエット デパートの店舗です。

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ファッションだけではなく、パリで話題のお店や店舗ディスプレイの参考になりそうなショップにも行き、勉強しています。

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パリのとあるショップのウィンドウ。ブルーの糸が沢山ディスプレイしてあり、モノづくりの雰囲気がとても出ています。パリで勉強したことを店頭のディスプレイに活かしたりしています。

メンズは、展示会シーズンが1月と6月の年2回、来年の6月は出張に行けることを願っています。


おまけ

パリは、世界中の料理が食べられ、どれもとてもおいしいです。日本料理はもちろんのことタイ、ベトナム、中東、韓国などなんでもあるので、食には全く困らないです。そんな中で毎回必ず行くのが、「GYOZA BAR」。餃子だけのレストランですが、フレンチで星を持っている日本人が運営している為、非常においしいです。

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パリに行かれる際はぜひトライしてみてください!

GYOZA BAR


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