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いまこそ『たすけあい』

以前、豊齢学園で、数人の班ごとに話し合いながら内容を決める『講座を企画してみよう』というカリキュラムを実施したことがあります。

ただ、いままでやったことのないカリキュラムであり、担当の私の説明不足もあったと思うのですが、学園生から不安や不満の声が上がったことがありました。

ところが、「笑って健康寿命を延ばそう」やあまり知られていない街歩き等、これまで事務局で考え付かなかったもの、あるいは既存の科目に上手くアレンジを加えたものなど、みなさん素晴らしい企画を締切厳守で提出してくれました。

そのうちの一つに、戦後の復興と東日本大震災の復興を絡めた講座がありました。

これまで豊齢学園では人気のある古代の遺跡や伊達文化の講座が多かったのですが、近代史の講座はなかったので、さっそく次年度のカリキュラムに組み込み「学園生企画」の講座として、仙台市戦災復興記念館で実施しました。

話し合いをする上では、班の仲間同士の「相互理解・助け合い」が必要だったのではないかと思います。
これまでの生活、経験が違う者同士が話し合う難しさもあったかと思いますが、事務局としては、これからの長い人生に役立つものと信じて実施した経緯がありました。一生懸命に企画を作成してくれたみなさんに本当に感謝しています。

〈おまけ〉
震災から10年。

相互理解、コロナ禍など『Under The Rainbow いまできるたすけあい』と題した、元コピーライターで、出版社代表の田中泰延(ひろのぶ)氏のコラムをご紹介します。
お時間のある時に併せてお読みください
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