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保育所の運動会

❝その時だけを生きている❞


昨日は勤め先の保育所の運動会でした。
乳幼児保育所なので園児は0歳~2歳児までです。

0歳は保護者と一緒に親子競技をします。
ハイハイができる子たちや
やっと歩けるようになった子たちの競技は
それはそれはかわいらしくて、
保育者の目的通りには動きません。

そこにあるご褒美を取りに行こう!
と設定していても知らんぷりで
座り込んだり、アサッテの方に動いたりで、
困惑する保護者の姿もこれまたかわいらしい(?)モノです。

1歳になると頑張ろうという欲が出てきます。
練習をするときにも保育者が伝える言葉に反応してくれます。
かけっこは直線を走ります。
目の前には目的のゴールテープがあるので
とても上手に走ります。

これが2歳児になるとトラックを走るので
目の前には目的が見えていません。
だから子供たちのいろんな様子が見えます。
もちろん上手に走る子もいますが、
ショートカットして速攻ゴールに向かう子、
ガンバレ~~の声にびっくりして途中で止まる子、
保護者のところに一目散に走っていく子、
誰かが切ったコールテープをもう一度張ってもらうために
ゴール前で待っている子。
それぞれの姿が見ている人の笑顔を引き出します。

私のクラスは2歳児です。
2歳児の親子競技では、
あらかじめお便りでどんなことをするのかを
お伝えしています。

親御さんにしたら、
わが子にこんなことができるのだろうかとか、
この場面では苦労するだろうな、と
不安を抱いておられる方もあったようですが、
それをクリアしていくわが子に
びっくりすることもあったようです。

子どもは「今ここ」だけに一所懸命!
だから流れの中ではできないことでも、
「これだけ」という場面では
集中してできることがあるのかもしれないな。

これは、普段の生活の中でも使えるな、
と気づいちゃった運動会でした。


❝その時だけを生きている❞


今日は日曜日。今を大事にできる一日でありますように💖






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