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出すことが出来て入れることが出来るありがたさ

出入りをしっかり感じるとゆったりする野地です。

暑くもなく寒くもない5月の朝。
「朝5時会」で3分間の呼吸をします。

姿勢を整えて
息をゆっくり吐き切って
力を緩めて息を吸うことを繰り返します。

無意識でも呼吸の回数は
毎回微妙に違っています。
それは心身の状態に影響されているからなんです。

カラダのどこか一部が不調な時
呼吸は浅くなります。

そして心に心配事や興奮がある時も
呼吸が早く浅くなります。

毎日行っていると健康のバロメータになるんですよね。

この呼吸法をするときには
「考える事」を受け流すようにするので、
思考に囚われない心の筋トレになるのですが
「感じる」事は止めることが出来ません。

この時に何を感じるかで
呼吸の回数が違ってくる事があります。

それでね、
いつもと同じコンディションと仮定して
何を感じながら呼吸をするのかを実験してみました。

肌に触れる風。
部屋の中に小さく響く時計の音。
外で鳴く鳥の声。
膝に乗せた手の重み。
鼻を通る空気。

そしたら、鼻を通る空気の出入りを
感じた時が一番呼吸がゆったり深くなっていました。

要らなくなった暖かい空気が
鼻からゆっくりとと出て行って
吐き切って空っぽになった体に
冷たくてエナジーいっぱいの空気が
鼻を通過して優しく体の中に入ってくる感じ、
とても心地いいんです。

私たちは普段無意識で呼吸をしていますが、
この呼吸をやめると生きていることが出来ません。

自分の外側と内側の循環が呼吸なんです。

一呼吸だけでも自分の息を感じてみませんか?

一息一息しながら生きている自分が
愛おしくなるんじゃないかな。


今日は木曜日。新緑が沢山の酸素を作ってくれています。ゆっくりと空気を味わえる一日でありますように💖


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