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植物はお日様を信じている

❝スピードを変えても後退はしない❞


道端でタンポポが咲いているのを見かけました。

葉っぱも花も地面に張り付いています

本格的な春のタンポポとは違い、
花茎が極端に短く1㎝くらいしかありません。
傍に控えている蕾は葉っぱの中に埋もれています。
でも先頭切って咲いた種になったものは
ぐんと花茎を伸ばして自ら風を受けようとしていました。

この時期日本では、冬のしっぽと春が綱引きをし、
三寒四温と言われる気温の乱高下があります。

この変化にニンゲンはは服装で対応し、
防寒着を引っ張り出したり、
上着を脱いだりしています。
冬に逆戻りという言葉も使いますね。

でもどんなに気象がウロウロしても
着実に前に向いて進むものもあります。
それがお日様🌞

植物はこのお日様を基準に
光を頼りに生活してるんだそうです。
だから、逆戻りなんてしない❗

寒かったらそれなりの防衛策を取って
背を低くして寒さから身を守り、
地面の暖かさを目いっぱい受けながら
生き抜いているんですね。

もうじき話題になる桜は
寒いと開く速度を調節します。
でもいったん膨らんだ蕾が
再び固く閉じることはありません。
そのままでじっと耐えるタイプなんですね😊

チューリップは暖かければ鼻(?)の下を伸ばして
一気に咲きます🌷
切り花にしても暖かい室内では花茎がどんどん伸びますね。

温室で育てられる花は、
明かりが当たる時間を調節されて
あらゆる時期に私たちを楽しませてくれますが、
自然界で生きる植物は、
確実に一歩一歩進むお日様を頼りにしているようです。
秋のお彼岸時期に必ず彼岸花が咲くように。

人も「これは間違いない」というようなものを
基準に生きていけると迷わないのにね。

何を信じていいのかわからないくらい
世の中の変化が激しくって
それぞれの人がそれぞれに持論を言って
「これは間違いない」というようなものが
何かさえもよくわからない💦

自然に倣って
「前進」の速度は変えても構わないよね👍


❝スピードを変えても後退はしない❞


今日は水曜日。アクセルを調節する一日でありますように💖


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