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ひきこもりだった私がレストランサービス技能検定を受けるまで

こんにちは、スタッフの松本です。
前回の「レストランサービス技能検定を受ける」の記事をたくさんの方に読んでいただき、いいねしてもらえてとても励みになります。皆様ありがとうございます。今回は、検定を受けようと思うまでのあれこれを書きました。少し長いですが、読んでもらえると嬉しいです。

「将来は、どこでも通用するサービスマンになりたい。」この思いからなにか資格を取ってみようと考えました。

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私は19歳〜24歳ぐらいまで、心身の不調のためひきこもりでした。やっと外に出られるようになって、まずはバイトから始めようと思いました。しかし、こんな私を雇ってくれるところなんてあるのだろうかと考えていたときに、ご縁があってIKEYAを紹介してもらいました。今までバイトすららしたこともなく、なにも分からない状態でまずは皿洗いからのスタートでした。

働きはじめてまもなくコロナが日本でも流行し、緊急事態宣言。お店はテイクアウトのみの営業となりました。接客するのはテイクアウトの品物を取りに来られた時のお会計ぐらいでした。お店としては大変な出来事でしたが、私にとっては研修の時間がたっぷり取れ、徐々に接客に慣れることができたので良かったです。

人と話すのが得意ではないし、長年ひきこもっていた私が接客するなんてと自分でも驚きでした。どちらかというと苦手な分野で働くことに、苦労も多いだろうと覚悟していました。しかし実際は、IKEYAのお客様はみなさん良識のある魅力的な方ばかりで、仕事に行くのが楽しみでさえありました。

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接客の良いところは「ありがとう」と直接声をかけていただけるところだと思います。お料理をお持ちした時に「美味しそう!」「すごい!」とか、お見送りの際に「また来ます」などと言ってもらえるととても嬉しいです。言葉には出さないけれど、何度もお店に足を運んでくださる方やきれいに完食してくださる方も嬉しくなります。

そうした嬉しい体験を重ねていくうちに、「もっとお客様に喜んでいただきたい」「居心地の良い空間でお食事を楽しんでいただきたい」「お客様の印象に残るお店でありたい」と思うようになりました。そのためには、自分のスキルアップが必須。また、将来自分が働きたいと思う場所で働けるように、分かりやすい「資格」というものを意識し始めたのです。

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周りの友人が大学を卒業し、就職し始めたころ、まだ何者でもなかった私は、どこかに所属することや自分を表すなにかを得ることに強く憧れていました。それは今も変わりません。noteのバッジが増えていくように、自分のスキルが増えていく楽しさや安心感も資格を取ろうと思った理由のひとつかもしれません。

これは店長に何度も言われていますが、大事なのは検定に受かることだけでなく、学んだ知識を自分のものにできるかです。試験が終わっても勉強した内容を忘れないように、日々の営業のなかで生かせるようにして成長を続けたいです。

読んでくださってありがとうございました。

つづき
レストランサービス技能検定、学科試験を受けてきましたー!


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