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セルフメンテ

毎週土曜は身体は疲れているけど、1日頑張れば明日は休めると思うとテンションが上がる。

マーシャルに来て週6勤務が普通になり、3時間遅れの日本の仕事が夜まで続くこともよくある。今週は夜に打ち合わせが4日入っていたので、一週間が長かった。もちろん無駄にダラダラする時間が少なくてすむのは良いのだが、年々疲れが抜けにくくなっている。

45歳になり身体に生える毛に白毛が目立つ様になってきて、立派なおじさんになってきた。若い頃は大体実年齢より上に見られることが多かったが、最近は若く見られることが多い。小学6年生の頃、既に声変わりも終わり放送委員長だったので、朝夕の学校放送何かを担当していたが、完全に先生のアナウンスだと思われていたし、電車に子ども料金で乗って駅員に止められ、駅長室まで連れてかれて身分証を出せとか詰められたこともあった。冷静に考えて身分証を持っている小学生がどれくらいいるのかとJRに問いたい。

どうでもいい情報だったが、歳をとってきて身体のメンテナンスをする必要性も高くなってきたと思う。アスリート時代は練習前、練習後にストレッチをするのがルーティンだったが、ここ最近も朝は15分ほどストレッチする様にしている。そのお陰かもう2年くらいぎっくり腰になっていない。元々腰痛持ちだが、痛みがひどくなる時は大体腸腰筋が過緊張して硬くなっていることが原因なので、そこをしっかり解していれば腰痛が出にくいことはわかっている。自分の身体の傾向を理解するのが大切だ。

ストレッチと言ってもヨガの様な静的にゆっくり伸ばすというよりは、動きの中で解していく感じだ。いつもやっているのは開脚して、股関節から足を内旋させる動き。骨盤をしっかり立ててあまり力は入れず、リズミカルに内旋させる。爪先が床に付く様になんて説明の時には言うけど、それは結果的にそうなるだけで、意識は股関節周りから動かすイメージだ。左右交互にやって、上半身を前に倒す動きも入れてこれを何セットかやる。毎朝これをやるとこんな感じになる。


まだ180度はいかない

上半身も肩甲骨周りをほぐす。お勧めは体の前で左右の肘を反対側の手で持ち、その状態で円を描く。肩甲骨で肘を動かすイメージでやると少し意識しやすいかもしれない。他にも手の甲を腰に置いて肘を前後に動かすのも気軽にできる。

肩甲骨を自在に動かす

現役当時はストレッチポールを使っていたが、肩甲骨周りをほぐすのには非常に良い。遠征でも必ず持っていっていた。ウェーブリングもストレッチや筋膜リリース、足裏ほぐしなど活用の幅が広い。もっと手軽なのはテニスボールで筋肉が硬くなっているところにピンポイントで解したい時には重宝する。

一つひとつの筋肉をデカくして出力を高めるのはもちろん大事だが、身体はたくさんの筋肉を連動させ大きな力を生み出せるので、その為には関節の可動域を広く持っている方がいい。初動負荷を長くやっていたおかげで、そういうことも学ぶことができたし、今の生活にも生きている。初動負荷マシンにはもう何年も入ってないけど、その要素を意識して自分なりに身体に刺激を入れることはできる。大切なのは自分の身体を理解し、適切にケアすることだ。
オンラインで体操のおじさんを数年やっていたこともあるので、興味のある人は一緒にやりますか。

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