「アートスケッチ」と「ビジネススケッチ」
昨年から家で2種類のスケッチブックを使っている。
1、デルフォニックス「ロルバーンランドスケープ」
2、月光荘のスケッチブック。
ロルバーンは2冊目、月光荘は3冊目になる。
スケッチブックをよく使うようになったのは、「考える」時間と「表現する」時間が増えたから。
昨年50歳になったのを機に今後の自分について改めて考えたい、というのとそこから発想した「やりたいこと」を書き出したり具体化のプロセスを整理したりしている。
また、「やりたいこと」の一つにアートに関わりたいというのがあって、自分でも普段からラフに描くことから始めようと思ってドローイングをしている。
若い人に人気のノートブック「ロルバーン」をステーショナリーディレクターの土橋正さんがプロデュースして作られたもの。
大判の横位置の用紙に5ミリの方眼と4辺の中心に目印がついているので、線で分割したり図を書くのに適している。
銀座の歴史ある画材屋さんのオリジナル商品で、用紙の厚さに種類があるが、今は画用紙のような紙質の「アツ」を使用。
この2種類のスケッチブックは何を書くかによって使い分けている。
受けたセミナーの内容を書き留めたり、これからやりたいことや考えていることを図で整理したり、企画書の構成を考えたり。
文字や図を「書く」ことで、企画の発想・構成、情報の記録・整理、のための「ビジネススケッチ」という位置づけ。
趣味として「ドローイング」したり、最近学んだ「グラフィックレコーディング」の練習に使っている。
絵を「描く」ことで表現、創造、内省、をするための「アートスケッチ」という位置づけ。
「書く」と「描く」
「ビジネススケッチ」と「アートスケッチ」
「左脳」と「右脳」
「理論」と「センス」
この2冊を使うことで、自分の頭をバランス良く使っている感じがする。
そしてペンはノック式のサインペン「クリッカート」を使うことが多い。
ノック式ですぐ使える、筆記線が太すぎず細すぎず、字を「書く」のも絵を「描く」のにも良い。内容や気分によって色を変えたりもする。
日々流れて行く情報と考え。自分のあり方。
整理し、発散し、表現するのによく書(描)いている。
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