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オンラインアートワークショップに参加してみた

美術館で作品を観るだけでなく、自分でも描きたいなと思って、Peatixで見つけた「UMUMおとなアトリエ」というアートのワークショップに通い出したのが昨年。月1ぐらいのペースで日野市の施設で行われていて、毎回3〜6人ぐらいの参加者と一緒に3時間ほど、ファシリテーターの方からアートについて話を聴いて、用意された豊富な画材で作品を作って、皆で鑑賞し意見を交換する、ということを楽しんでいた。

この4月からはその場所でのワークショップができなくなった。代わりにzoomを使ったオンラインワークショップが開催されることになり早速参加。テスト開催含め2回参加してみた感想を書いてみる。

●zoom慣れが必要。自分は何度か飲み会でも使っていたけど初めての人もいるので最初にファシリテーターが説明してくれて皆でアプリをいじってみる。シンプルなアプリなので誰でもすぐ慣れる。

●参加の場所を問わない。日野市でやっていた時は近辺の人が多かったので、オンラインでどこからでも参加しやすいのは大きなメリット。実際参加者が多くて早々に締め切られた。

●画材は自分が持っているもので。リアルのワークショップではファシリテーターが、たくさんの画材を持ってきてくれて自由に使うことができた。普段自分が使わない、小学校以来の絵の具やパステル、海外製のペンなどを手にするだけで楽しくて創造力を刺激されていたのが、オンラインだと自分が持っているものだけになる。今回の参加者は色鉛筆などを持っている方が多かったので、そうでない人が家にあるペンなどだけでどれぐらい表現出来るか、楽しめるか、は分からない。

●ワークショップ(共創)感も有り。隣で描いている人の描き方や色彩に刺激を受けたり、ファシリテーターの方に声をかけてもらったりといったワークショップならではのやりとりは、オンラインでも出来なくはない。
カメラを自分の顔でなくスケッチブックに向けたり、PCと別にスマホで作品を撮るというのも手。また「シュッシュッ」「パタパタ」「ガリガリ」という他の人の描く音がパソコンから聞こえてくるのもシュールだけどおもしろい。

●作品鑑賞は工夫次第。リアルのワークショップだと会場の壁に作品を並べて貼って、皆で鑑賞会をしていたのが、モニターの顔越しに各々スケッチブックを掲げて見せ合うオンラインならではな鑑賞は、カメラの画質や部屋の暗さで見にくいことも。写真に撮って画面共有する手もあるが少し面倒。
zoomは部屋を分けることができるので小人数で対話型鑑賞が出来る。

参加してみて、オンラインでもアートワークショップを楽しむことは十分出来ると思った。また長引く在宅生活だからこそ、アートで自分を表現すること、人と一緒にアートを楽しむことの価値が上がると思っている。

▼自分が参加したアートワークショップはこちら。
UMUMアトリエ&ラボ

https://umum.peatix.com/

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