劉 慈欣の 三体 を読み終えた
会社の同僚に「面白いよ!」と勧められてKindle版を購入した。
この記事にはネタバレも含んでいるので注意!
感想
中国発のSF小説は初めだったが、買って読んで良かった。
最初はあらすじもテーマも知らず読み始めた。
序盤の中国の文革時代あたりは「なんだこれは」と思いつつ読んでたが、
中盤から面白さが加速しはじめ、終盤はスケールが広がり、いっきに読み通した。
面白いと思ったところ
パソコンのCPUの演算子?だったり、プログラム言語の原理などが文中に出てくるのが良い。
なるほど、この本がエンジニア向けである理由はこれか。
あとはVRゲームも出てくるし、自分もやってみたくなる。
一番の面白いポイントは、地球外生命体を探すということ。
ここは自分が長年興味をもっているテーマだけに、完全に引き込まれた。
地球外生命体は存在するのか?
どうやってコンタクトをとるのか?
どのへんにいるのか?
いやぁ、フィクションでもこのテーマは大好きなのでいいね。
微妙だったところ
つまらないワケではないが、自分は物理学の知識が全くないため、物理の話をしている箇所はあまり理解できなかった。
物理を知っている人は「なるほどー」と理解しながら読めるんだろうか。
特に粒子の話や11次元とか...
ちょっと悔しかったので、物理を学ぶかとも思ったが、いまさらやって...
会社の勉強し放題制度で物理コースを受講するのも悪くないなw
最後に
三体を映画化する話もあるようで、ちょっと興味がある。
そして、小説よりは分かりやすくなることを祈る。
(特に物理学のあたり)
3部作構成の1部を読んだわけだが、早く2部が読んでみたい。
日本では来年に出るそうだが、待ちきれないなー。
早くでてくれー
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