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「ファンコミュニティ」を追い求めていたら「宗教」に辿りついた

どうも池本です。

最近、寝る前に「お片付けして寝るよー」と娘に言うと、「もう一個遊ぶ!」「あと一回遊ぶ!」の無限ループに入ります。

このnoteは。
「おばけのパッチ」というキャラクターを100年続く新たな文化にし、その世界観を通して最愛の娘へ『新しい可能性』と『おもしろい未来』を贈るため創造している1人のパパクリエイターが、『いま思ってること』を書いております。

というわけで今日は『元々はファンコミュニティの創造をしようとしたのに宗教に辿りついたんですけど』って話をさせて頂きます。


「コミュニティに通貨があるといいんだ!」

2021年5月。

最愛の娘へ贈るために、絵本「おばけのパッチ」を描き始めてからというものの、『おばけのパッチが長く愛されるキャラクターになるようなファンコミュニティはどう創ればいいのか』を考え続けてきました。

絵本「おばけのパッチ」表紙

難しいのが、『ファンを創ること』『ファンコミュニティを創造しファンを継続して頂くこと』は全然違うアクションと理論が必要だということ。


『ファンを創ること』でいうと、方程式はすでに出ていますよね。

いわゆる『目的地ー現在地=応援シロ』っていうやつです。


そして『ファンコミュニティを創造しファンを継続して頂くこと』でいうと、いくつかの手法があると思うのですが、ここで私が最初に目を付けたのが『通貨』でした。
特に暗号資産やNFTなどに熱中していた時期でもあったためというのもありますけどね。

ようするにコミュニティの中で『通貨』がグルグル回り経済圏を生みだすことで、人々はコミュニティに居続けるって理論。

私や、この記事を読んでくれているあなたが『日本』という国にいる理由に近いんじゃないかな?

『日本』という国を1つのコミュニティと捉えるなら、『円』という『通貨』があるから、またはもらえるから『日本』に居続けるという考え方です。


「通貨を創るには国家がいるんだ!」

でも待てと。

『通貨』ってどんなものなんだ?

そもそも『通貨』ってどういう経緯で生まれた、進化してきて、世界各国の『通貨』事情はどんな感じだったんだ?

そんな疑問がふつふつと浮かび上がってきたときに、ちょうど「中田敦彦YouTube大学」で「お金の歴史」っていう動画が出されたり、キングコング西野亮廣さんが「夢と金」という本を出版してて読んだりして勉強してました。

するとおもしろいことが分かってきたのです。

『通貨』とは『国家』の商品であると。

『通貨』を『国家』の『国民』が使うことによって誰が一番儲けているのかというと……。

『国家』であると。

そんなことが分かってきました。

つまり『ファンコミュニティ』を『国家』として仮定した場合、『通貨』があるから『国家』に人が居続けると思っていましたが、『国家』があるから『通貨』が生まれて『日本』という1つのコミュニティになっていることが分かりました。

つまり『ファンコミュニティ』形成のために必要な物は『国家』であるということです。


ここで私はすぐに調べました。

『国家の創り方』って。

生まれて初めてGoogleで調べました。

でも意外とすっと出てきたんですよ!

主には4つの要件が必要なのだといいます。

  1. 「永続的住民」

  2. 「明確な領域」

  3. 「政府」

  4. 「他国と関係を取り結ぶ能力」

もちろん細かく見ると、もっとたくさんの要件があるのでしょうが、極論この4つさえクリアして、国連に「国創りたいっす!」と連絡して通ればいいらしいよ。


さて。
これを見た池本は思いました。

「これ、メタバースに国家創れるんじゃね?」


さて皆さん、思い出してください。

私は今何を創っていますか?
答えは、『明確な土地』の上に創る『街』です。
住民が生活をする1つの世界をメタバースに創っています。

そういえばこの『おばけの街』で、少し前に『おばけ住民票』を販売していませんでしたか?

あれはなぜ販売したと思いますか?


つまり。

私が今創ろうとしている『ファンコミュニティ』は、『バーチャル上の国家』なのです。
まぁ「都市国家」と言われる「メトロポリス」に近いのかな?

「バーチャル上に要件を満たした国家を創りたいんですけどいいですか?」って、早く国連に連絡してみたいな。


「国家は宗教から生まれたんだ!」

そんなこんなで『ファンコミュニティ』『通貨』『国家』について、色々学び、実験検証を繰り返しているのですが、勉強している中でおもしろいことが分かってきました。

それは『国家』というものが極めて『宗教』と密接であることです。


『宗教』と聞くと「いやーーー怖いーーー」「怪しいーーー怖いーーー」と思う人もいるかもしれません。

かくいう私も、数年前まではよく分からない怪しいものの比喩として「宗教じゃん!」って言ってた気がします。

ただ、この『宗教』の歴史と『国家』の成り立ちを学んでみると、それはそれは面白くて……。

『宗教』ってのは、ざっくり言ってみれば「生や死についての考え方」です。
別に怪しくないし、科学が進歩する前の世界に暮らす人々を、長く支えていたのは事実『宗教』です。
 ※もちろん今も『宗教』に支えられている人はいますけどね。

また「ユダヤ教」「キリスト教」「イスラム教」しか勉強できておりませんが、今後は「仏教」や「儒教」についても学んでいきたいと思っています。

ちなみにこれも「中田敦彦YouTube大学」で勉強したよ。

そして勉強を進めていけば分かるのですが、どうやら『国家』の中には、『宗教』をベースに誕生するものもあるということもわかってきました。
 ※すべての国がそうというわけではないですが。

さらに『宗教』の差が『国家』の違いや特色にも繋がってくることが分かりました。

ほら、日本人のほとんどは神道か仏教じゃないですか。
比率でいうとこんな感じ。

神道……………………8890万人(48.6%)
仏教……………………8480万人(46.3%)
キリスト教…………..190万人(1%)
その他宗教団体……740万人(4%)

しかしアメリカでいうと、プロテスタントやカトリックの違いはあれど、国民の4分の3はキリスト教なのです。

これは明らかに『宗教』が『国家』という巨大なコミュニティの特色であり、支えている部分だということが分かりますよね。


納得・安心できる考え方の集合体がファンコミュニティ

ここからは本当に最近ぼんやり考えていることです。

ここ2年半近く『ファンコミュニティ』の創造について考え続け、勉強し続けてきたわけですが。

結果として辿りついたのは『宗教』とは『ファンコミュニティ』なのだということ。


上にも書いた通り、『宗教』ってのは「生や死についての"考え方"」なので、違う"考え方"をする人たちもいますが、同じ"考え方"をする人も多くいます。

「同じ考え方」をする人が集まる場所を『ファンコミュニティ』と呼ぶならば、『ファンコミュニティ』とは『宗教』の信者の構造に非常に近しいのではないでしょうか。

現代のオンラインサロンとかって、会員を信者……とは言いませんが(かくいう私も「西野亮廣エンタメ研究所」というオンラインサロンに入っている)、平たく言えば現代版の『宗教』ですよね。

同じベクトルの思考の持ち主が、同じベクトルの思考の持ち主の元に集まるわけですから。


ちなみに『宗教』が広まりやすかった理由として私が感じているのは、人間の本質的な不安を分解すると、『生の中の不安』と『死への不安』が存在していると思うんですけど……。

『宗教』は「生や死についての考え方」を広めることで、「生の全うすることで、死後は救われる」という人間の本質的な不安に介入できるので、広まりやすいし、すがりやすいのかなと思いました。


ここまでいろいろ書きましたが、なんか『国家転覆』『反逆罪』『宗教改革』なんて大それたことをするつもりはさらさらありませんよ。

「小さなおばけのキャラクター」を通して、最愛の娘へ「新しい可能性」と「おもしろい未来」を贈るために、目的地から逆算逆算を繰り返して、必要なコトを学び、実験検証しているだけでございます。

今後も『ファンコミュニティ』の創造については、どんどん新しい考え方を取り入れていこうと思います。

では。


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✨今週のYouTube動画✨
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『【番外編】お世話になってる神社をメタバースに創るよ』

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🏠BASEおばけの街役場「SPOOK TOWN HALL」🏠
住民票・看板枠・時計塔に名前を刻む権などの販売
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最愛の娘へ贈る、小さなおばけの挑戦と友情の物語
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🔥Spatialに創ったメタバース事務所🔥
クリエイティブチーム「スタジオパッチ」の空間です
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