Spotifyで日本の曲を検索してみたら…
今や、音楽を聴くツールはスマホで、中でも人気のアプリがSpotifyではないでしょうか。周りのイタリア人も、特に若者はこれで聴いています。
ザッピングするように、次から次へと流れる音楽を、好きかそうでないかを一瞬で判断しているように感じます。
私のスマホはイタリアで買い、日本語設定にしています。Spotifyも日本語表示にしていますが、おすすめには、洋楽やイタリアの音楽しか出てきません。
ですので、日本のものは自分から探さないと勝手には表示されません。
普段このアプリで、Podcastやラジオを聴いています。音楽もたまに聞きますが、リラックス曲や流行の洋楽を聴いています。
TBSラジオのPodcastがほとんど。あと、パリ在住の川村明子さんのお話には引き込まれます。
本題の、日本のアーティストが聴けるのか、どれほどいるのか検索してみました。
日本の歌手たくさん!
公式発表しているアーティストは多いです。
大御所もどんどんアップしているようです。
順はばらばらですが、
ピンクレディ
吉田拓郎
井上陽水
海援隊
アリス
小椋佳
渡辺真知子
チューリップ
かぐや姫
松山千春
オフコース
稲垣潤一
大瀧詠一
竹内まりや
サザンオールスターズ
M r .Children
スピッツ
福山雅治
ウルフルズ
Superfly
椎名林檎
星野源
嵐
コブクロ
スキマスイッチ
秦基博
AKB48
SEKAI NO OWARI
米津玄師
ONE OK ROCK など
これだけのアーティストが存在していたら充分楽しめます!外国に住む日本人もこれだけ聴くことができれば、CDを持って来なくても暮らせます。
私は10年前、iPodsにたくさん詰めてきました。もう充電池の寿命が短くなり、接続なしでは長く音楽を楽しむことはできません。
また、イヤホンを挿さないと聴けないのでBluetoothの時代に不便になって聴く回数が減っています。ここに入っている曲は、ほぼSpotifyで聴けました。ですが、アルバムをそのままの順で、または、音質良く楽しみたいときは、引っ張り出して接続して聴いています。
演歌・歌謡曲界も勢揃い
前川清
山川豊
朝丘雪路
石川さゆり
三波春夫
天童よしみ
橋幸夫
八代亜紀 など
書いていてキリがないのでここで止めます。
ここまで、歌手を検索するのに、どれだけ時間がかかったことか。。。
それぞれの有名曲を歌って、一人お家でカラオケが始まってしまいました。書くことはそっちのけ。こんなに日本の、しかも演歌や歌謡曲を聴いたのは久しぶりです。名曲はいつ聴いても色褪せることはないですね!
私はかつて、AMのラジオ局で制作を担当していました。生放送でかける曲は、若者の音楽もありますが、年配のリクエストも多くかけてきました。だから、同年代よりも多く聴き、覚えて、歌ってきました。当時を知らなくても、作品として堪能することができます。
特に前川清「長崎は今日も雨だった」、千昌夫「北国の春」など渋い歌が好きです。また、カラオケで何度も歌ってきたのは秋元順子の「愛のままで」。よく褒められ、ほぼ自分のもののように歌ってきました。
楽曲は一部
全ての歌手が公式でアップしているわけでなく、また、全楽曲が聴けるわけでもありません。近年の作品や一部だけを公開する人もいます。
ケツメイシは、「夏の思い出」を聴きたくても出てきませんでした。
これが、イタリアからのアクセスだから限定されているのか、日本でも少ないのかは分かりません。なければ、YouTubeで検索することになりますが、それも公式ではないので、音質も画質も期待はできません。
公開していないアーティスト
全てのアーティストが公開をしているわけではないようです。
特にジャニーズは多いです。
TOKIO
V6
Kinki Kids
関ジャニ∞
Hey!Say! JUMP
Sexy Zone など
嵐は、ジャニーズですが、2019年にYouTubeや音楽配信を解禁し驚きました。やはり堂々と音楽を楽しめる、持ち運べることは、ファンにとっても、海外に住む日本人にとっても、また日本に興味を持つ外国人にとっても、いいことしかないように感じます。ファンが拡大すれば、活動再開も早まるかもしれませんね。
他に聴けないミュージシャンは、
中島みゆき
山口百恵
山下達郎
FUNKY MONKEY BABYS
モーニング娘。(一部のみ) など
こだわりある歌手は、日本でも配信で聴くことができないようです。
これを貫くのも一つのポリシーです。それはそれでカッコよくも写りますね。
海外から検索してもらうには
日本語で検索したので、次から次へと芋蔓式に出てきてましたが、海外に住む人たちが、適当に検索して当たるとは思えません。何かのきっかけがなければ、日本の音楽につながって行かないと思います。
アニメや映画は日本の作品が世に出回り、日の目を見ることは多分にありますが、音楽の分野ではまだまだと言えます。
イタリアでも、「日本のミュージシャンと言えば?」という質問に、答えられるのはほんの僅か。ちなみに、隣にいる夫に聴いてみても知っているのは、坂本龍一「戦場のメリークリスマス」だけです。あとは、アニメの音楽ですね。
韓国では、政府が力や予算を盛り、世界にK-POPを発信してきました。そのおかげでBTSを筆頭に、韓国音楽の知名度を上げてきました。
日本もそこに力を入れて欲しいですね。歌唱力あるミュージシャンや海外でも通用する、音楽は山ほどあります。日本独特の音楽をもっと広めたいですね。
イタリアには、「サンレモ音楽祭」という音楽の祭典が毎年あります。70、80年代は日本に「サンレモ」の優勝曲や話題楽曲がどんどん入ってきていました。その代表が「ボラーレ」や「黒猫のタンゴ」の原曲です。
逆に、日本の歌手が、イタリアの舞台に立つこともありましま。
再び、その舞台に日本人が登壇すると変化があるかもしれません。ぜひ、若いアーティストに頑張ってもらいたいです。
音楽性や歌唱力、個性や独創性が揃っていれば注目浴びるかもしれません。果たして、そこに誰が立つのか!
それでは、今日はこの辺で
Ciao Ciao a tutti!!
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