【イタリア】結婚記念日はアグリツーリズモ その2
昨日は、バカンスへ行く途中のトスカーナ地方の風景と到着した様子をお伝えしました。
さぁ、ここからが本番です。
今回訪れたのは、アグリツーリズモという施設です。
アグリカルチャー: 農業
ツーリズモ: 観光
二つの言葉を合わせたその意味の通りです。
アグリツーリズモは、農家が運営するレストランと宿泊施設施設が一緒になっています。
ですので、必ず美味しいものにありつける場所。
ワイン、オリーブ、チーズの工場と併設したものや、温泉のあるスパ、馬や牛などの動物と触れ合える場所などと様々あります。
トスカーナ地方では、ワインやオリーブの生産が盛んで、それ以外に野菜や穀物を育てる畑が広がっています。
今回もそんな畑に囲まれた場所でした。
宿泊施設は、新しさよりも石造りや伝統を重んじた建物であるほうが喜ばれます。
さらに、夏の暑さを吹き飛ばすために、プールのある施設を選びました。
では、さっそく自慢の料理を紹介しましょう。
何度も鼻の穴を含ませるようなうまさ!!
タルタルは、粗く叩いたお肉や魚をソースや野菜と共に食べる料理です。元々はフランスのものですが、イタリアでも食されます。
こだわりの赤身のお肉に、ブッラータチーズ、サラダ、クルトン、イチゴ、ピスタチオとピスタチオソースがもう、最高のハーモニーを奏でました。
施設のお姉さんがお勧めにしていたくらい、お肉のうまさはさることながら、計算されたバランスが見事でした。
イタリアではうさぎを食べます。「cogniglio」コニーリオと言い、スーパーでも並ぶほど、よく食されるお肉です。
ペットとして飼うあのウサギを⁉︎ と思うかもしれませんが、イタリアでは、鶏・豚・牛の次に来るくらい一般的です。(日本で言うと鴨肉のような立ち位置でしょう。)
我が家では特別な時にしか食べません。なので、レストランで見つけると食べたくなります。
肉質としては、高タンパク質でカロリーは低くあっさり。鶏肉と似ていますが、もっと引き締まっています。
この料理は、ラグーと言ってトマト煮込みされています。 野菜と共にじっくりと煮込まれ味わい深くなっています。臭みはないですが、いつもとは違うお肉のだと分かります。
このほか、アングスというお肉のステーキのピスタチオソースがけを注文しましたが、これも超がつくほど絶品でした。
本当に美味しいものは、写真に撮り忘れるほど夢中? 必死になりますよね。
ピスタチオは邪魔することなく、お肉の旨味が強いので、病みつきになる、また食べたい料理の一つになりました。
お昼は軽くするつもりが、しっかり食べることができました。
どれも食材へのこだわりや旨さを引き立たせる料理です。また夕飯もここに来ようと思わせるほど、魅力が詰まったレストランです。
結構長くなったので、夜に何を食べたかは明日お伝えします!
では、ciao!!
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