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【イタリア】パスタ選びは至難の業!4つの選び方


昨日、郊外の大きなスーパーへ行きました。
 
お昼ご飯のために、スパゲティを選ぼうと
 
気軽な気持ちで行ったらコレです。
 

一列全部パスタ‼︎


この手前から始まって、向こう側までぎっしり!



ゴックリ。(つばを飲み込む音)

ここから、たった一つのスパゲッティを選ぶ…

さて、どこから手をつけるべきか。



4つの選ぶ基準


選ぶ基準①:メーカー


メーカーやブランド名で選ぶ方法。

安いものは、プライベートブランドだと

500g 100円以内で買うことができます。

それでもいいんですよ。

でも、ちょっと奮発したい時、

こだわりたい時、おもてなしなどで

高いものを選ぶことも。



夫は「RUMMO」というメーカーが好きでよく買います。

淡い白のパッケージが上品でシンプル。

南イタリアのプーリアで1846年に生まれた会社です。

上の方にはスパゲッティなどの麺類。

下にショートパスタが並んでいます。

いつものように選んでいたら、
 
スパゲッティは太いものしかなかったんです。

違うな…と、別のものも見ました。


選ぶ基準②:カタチ


パスタのカタチから選ぶこともできます。

短いパスタがいいのか、縞模様の入ったものがいいのか、

貝の形か、蝶々か、星形かなど、大きさも様々。

スパゲッティと一言で言っても、太さによって食感が変わってくるので、

どんなものを求めているのか、味を想像しながら吟味します。

スパゲッティには番号があります。

数が少ないほど細くなります。

バリッラの3番と5番の差。


麺の細さは、メーカーごとに違い、

それぞれを見比べる必要があります。

DE CECCO デ・チェッコのスパゲッティ11番と

Barilla バリッラのスパゲッティ5番

5番より細そうなのに11番。ということは、

もっと細いかい麺の種類があるということなのか。

ありすぎて、比べていると時間がどんどん過ぎます!


選ぶ基準③:素材



上から下までBarilla バリッラの棚。

日本でも有名なイタリアブランドだと思います。

パッケージが何か違う…と気づいたあなた、お目が高い!

これまで濃い青色でしたが、こちらは空や水を彷彿とさせる鮮やかな水色に。

新展開のもので、イタリア産のデュラム小麦100%使用

という、生まれ変わったことを色で訴えたのです。

イタリア人は、100%イタリアという文句に弱いです。


デュラム小麦のほか、セモリナ粉、全粒粉、オーガニックのカムートなどあります。

健康に気をつかっている人は、選ぶ素材もしっかりチェックします。

味にも影響するので、我が家は全粒粉を食べる時もありますが、

独特な香りが強すぎて失敗することもありました。



選ぶ基準④:ソース

パスタを選ぶ上で、非常に重要なのが、

ソースとの組み合わせ」です。

貝の形をしたパスタは、ブロッコリーとよく合わせます。

それは、貝の中に細かくなったブロッコリーソースが

入り込みよく絡むからです。


きのこなら、平たい麺のタリアテッレを合わせたくなるし、

魚介なら、舌触りのつるんとしたスパゲッティなど、

ソースとの絡みや相性で選びます。

ほとんどの料理がパスタとのコンビネーションが既にあります。

でも、レストランや料理雑誌やテレビなどはどんどん斬新な手法を紹介していて、

真似したくなるほど、新しい味ままだまだ生まれています。


選び方は無限


これはほんの一部の選び方で、もっと細かく見ればどんどん広がります。

乾燥パスタか生パスタでも変わってきますし、

ショートパスタの形もソースかスープかによっても違ってきます。

これはまだ私も勉強中。

端から端まで並ぶパスタと睨めっこしながら選んでいます。

でも、その時間も結構楽しいものです。


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