見出し画像

【イタリア】日本の服を欧州のメルカリに…即売れた!

Instagram で、興味深い広告が出てきました。

あなたの年齢に応じてワードローブを作ります。
ビフォー: 127着あるうちの10%しか着ていない。
アフター: 34着を100%着こなす。

Ageless

サイトにアクセスすると、
目の色から始まり、体型、肌の色、髪の色や長さのほか、
ファッションにまつわる質問がいくつも出てきます。

その統計から、似合うスタイルを提案してくれるというもの。

アンケートの結果は、メールアドレスを入力すれば見られるようですが、
迷惑メールが急激に増えるかもしれないので辞めました。

何より私が気になったのは、
「所有している服の10%しか着ていない」ということ。

スタイル診断以上の情報に価値を感じました。


日本の服は着ない


私はファッショに疎く、実家で暮らしていた際、
誰かに全身チェックしてもらわないと、
出かけられないほど、服への自身はありません。

お店に足を運ぶことさえ億劫で、一人だと失敗するので、
買い物は誰かと行きます。夫がアドバイスしてくれるのは本当に助かります。

こんな私でも、クローゼットは二つあり満杯。

今回は、衣替えとともに、断捨離をしたいと考えていたところ、
冒頭の広告で目が覚めました。

そうだ!着ていない服を捨てるのではなく、
着ているものだけを残せば良いんだ!

頭の硬い私はやっと気づけたのです。

すると、クローゼットの中の服はほぼいらない。
こちら…割とある。


ほとんどが、日本から持ってきた服です。


11年前の社会人の時に着ていたオシャレ着を
そのまま持ってきたんです。
スーツケースに詰めて、気づいたら時間が経ち、
暗闇の中でじーっとしていた…という感じ。(こう考えると怖い)

なぜ、日本の服を着ないのか

ずばり、イタリアでは相応しくないからです。

可愛くフェミニンな服よりも、クールでシックなスタイルが人気。

そもそも、スカートを履いている人が少ない。
圧倒的にパンツスタイルが多いんです。

また、小さな花柄のワンピースは、子どもっぽく見え、
プリーツスカートも学生のような印象を与える。
スカートの丈が長すぎると野暮ったく見え、
オフィスで働いていないのにそんな格好をしていたら、
どこに行くの?という感じでしょうか。

住んでいる場所が地方というのもありますが、
オフィスで働く人の絶対数が少ないです。
ネクタイを締めた人を見ることは珍しく、
どんな人であれ、出会えたら素敵な人に見えてしまいます。

友人夫婦はオフィスで働いていますが、スーツ姿ではありません。
仕事でもカジュアルとエレガントの間のような服装です。

いざ処分

流行に左右されない、無難な服を着たがる私は、
ミニマリストスタイルでいいんじゃないかしら。

社会人になってからも、制服がいいと思っていました。
考えるのが面倒だからです。

今、その時が来ています。


ただ捨てるにはもったいない…
だから、いつも紙袋に入れて、ゴミ置き場に持って行きます。
すると、誰かが持って行くんです。

でも、今回は初めてヨーロッパのメルカリのような「Vinted」に出してみました。

初めての経験でよく理解していませんが、
とりあえずこの服を載せてみました。

ユニクロのマリメッコとのコラボ服。
かなり前のものですが、まだ数回しか使っていないので誰かに着てもらいたい。
値段は、€3 (約480円)で出しました。
どのくらいの価格で載せればいいのか基準が分かりませんが、
初めてだし誰も見ていないでしょ。

INDIVI のキャメルのプリーツスカートは
€5 としましたがどうなの?


5時間。仕事を終えてスマホを見るとメールが来ていました。

タイトルに「venduto: 売れた」という文字が…

えっ、こんなすぐに⁈

今この時点です。↑

この続きは、また今度お伝えします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?