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#41「夢のような話!」

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「天国の記憶を思い出せば、人生に奇跡が起きる!」は、
シリーズものです。初めての方は、
#1人生に奇跡を起こす方法!」からご覧ください。
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かなりのスピードで衝突したのですが、

相手の方にも、僕にも怪我はなく、
不幸中の幸いでした。

そのとき、警察官に
「お仕事は何をされてますか?」

と聞かれて、
「アルバイトです。」

と、答えたのですが、

「25歳で起業に失敗し、アルバイトをして
食いつないでいる奴が、正面衝突の事故を起こした。」

頭の中では、そんな
ストーリーが鳴り響き、

なんか、人生の中ですごく惨めで
悔しい思いをした覚えがあります。


でも、人というのは、

「堕ちに堕ちていくと、
あとは登るしかありません。」

この日を境に、なぜかやる気が湧いてきました。

神さまに、「いつまでイジケとるんだ!
今のままじゃいかんぞ!!」

ってお尻を叩かれてた気がして、
心を入れ替え心機一転!

舐めていたアルバイトを、
仕事として、ちゃんとこなすようになり、

人間関係も見直すことにしました。

アルバイトの人たちとも仲良くして、
ちゃんと現実と向き合うことにしました。

「起業に失敗し、時給700円で
アルバイトしているおっさん。」

今までは、そんな現実が嫌で嫌で
たまらなかったのですが、

なんか、そこが自分で可愛く見えてきて、
別にそれでもいーじゃない。

って思えるようになったんですね。
良い意味で諦めがついた。

「今の僕はそんなもんだよね。」

「人生長いんだし、そんなこともあるよ。
なってしまったものはしょうがない。」

「今から、どう人生を進めていくか。
そっちの方が大切だ!」


今は、目の前にある仕事を
しっかりやって目の前の人を喜ばせよう!

と、自然とそんな気持ちに
なっていったんですね。

それから、1ヵ月くらいは、
心を入れ替えてイキイキと真面目に働きました。

そんなある日、
建築仲間の1人から電話がありました。

「おー!池モン元気?」
「最近、何してる?」

今の状況を説明すると、

「まじ!丁度良かった!」

「今さ、建築が出来て、海外で働ける奴を
探してるんだけど、行かない?」

そんな夢のような内容だったのです。

つづく

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