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#23「僕はロボット。」

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「天国の記憶を思い出せば、人生に奇跡が起きる!」は、
シリーズものです。初めての方は、
#1人生に奇跡を起こす方法!」からご覧ください。
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そんな感じなのだけど、
実際には、良いことばかりではなく、

大変なことの方が多かった。
今回は、そんな話なのだけど、

前回お話したように、小学校3年生の頃に、
もしかしたら、僕は変なのかも。

と気づいてしまった。

そこから始めたのが、
「人間の研究」だった。

まずは、自分との感覚の違いから
探してみることにした。

そこで分かったことは、

・木とお話は出来ない。
・人の心の声は聞こえない。
・見えないものは信じない。
・帰りたいとは思わない。

などなど、明らかに違うものは、
分かりやすかった。

でも、他にもなんか感覚が違う。

小学校も楽しくもないし、
みんながやっている遊びも楽しくなかった。

全然、自由じゃないと感じていたから、
「早く大人になりたいなー」って思ってた。

勇気を振り絞って、天国の話をしてみても、
周りの人たちは、誰も理解してくれない。

「勘違いだろ」
「バカじゃない?」
「気持ち悪い」
「宗教?」

そう言われた。

いつしか、僕も天国の記憶は、
「きっと、妄想だ。」

と思うようになってきた。
そして、僕はこう思うようになった。


「僕は精神異常なのではないか?」
と。


当時は、本気でそう思っていて、
人にはそう思われないように、振舞った。

一番大変だったのは、
「感情」を学ぶ
ということだった。

「人は、こういうときに笑うのか。」
「こういうときに怒るのか。」
「こういうときに泣くのか。」

僕は日々の生活から、
それをインストールしていった。

まるでロボットのように、

こんなときは、こうするんだを、
たくさん積み重ねていくようになった。

そうして、「変な人と思われないように」と、
それだけを意識して生き始めた。

僕の当時の夢は、

「普通になりたい!」

だった。

僕は小学校3年生から、
ロボットになったのだ。

つづく

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