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サチコママの独り言

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#エッセイ

調子に乗りまして。

調子に乗りまして。

歳をとつという事少しばかり天気が良くて、己の体と精神状態が良いと判断すると、つい着飾ってどこかのカフェでオシャレなランチでもと、気分はるんるんになるのだ。

はい、調子に乗りました。

3月に入って、暖かな天気が続いていたので、それまで家の中か近所のスーパまでも車で移動していた私が、一週間に2回も新宿までの遠出をして、グルメにショッピングに、映画にと調子に乗りました。

そして、罰が当たりました。

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プーチン

プーチン

うちにはプーチンチルドレンがいる。

嫁のステラだ。

彼女はロシア人で、うちの息子と恋に落ちて結婚をした。それだけなのに、ロシアのプーチンのバカのせいで、世界中の人々が涙を流して、自国民であるロシアの人々が世界各国で肩身の狭い思いを強いられてくる現実に、どう責任を取るつもりでいるのだろう。

自分1人の理想や思想を実現するために、国を、国民を、世界を破壊していく事に気が付いてないなら、あのプーチ

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天才!もバカ!も存在しない。

天才!もバカ!も存在しない。

モーツアルトやシューベルトなど、幼児の時にはすでにピアノを操りオーケストラの曲を作曲したとされる。現代でも身近に二刀流と騒がれて活躍中の大谷選手や各種でも凡人以上の実力で世間を驚かす人は確かに居る。

その人たちを指して人は「天才」と言う。

天才までいかないまでも、凡人のレベルを超える人は周りにも居ると思う。同じ事を教わっているはずなのに、その人達はそれ以上を理解して先々に進めて行くのだ。

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輪廻説

輪廻説

生まれ変わると言う概念

私達はどこからか来てどこに行くのだろう。生まれて死んでいくプロセスを誰しもが繰り返している前提に、前世と言う言葉が存在する。

誰も死んだ後の世界や、生まれる前の世界を経験するわけではないが、時たま誰も知り得ない記憶を持ったまま生まれてくる人達がいるのもまた事実だ。

謎に満ちているその世界に強い関心を持って、あらゆる本を読み漁っていた時期があった。主にインドに前世の記憶

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臨死体験

臨死体験

魂の行くところ。

石原元都知事が亡くなられました。個人的には誰にも遠慮せず、ずけずけはっきりものを言うあの方が好きでした。

私も少なからず似たようなものを感じていたので、共感出来る部分が大いにありました。

しかし、追慕番組が流れている時に、ご自分の死後の世界について述べられた所に、人は死んだら何にも残らないと、虚無と仰っていましたが、それは違いますよ石原さん。

私は小さい頃から精神世界に大

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「横浜」の名前の由来

「横浜」の名前の由来

昨年末に、意外な理由でセグウェイと言う最新式な乗り物に乗ってきた。

前から乗りたいと思ってはいたが、日本の交通法上、まだ一般人が車道でセグウェイを乗れる日がすぐに来るとは思えない。

色々規則や罰則が厳しいので、半ば諦めていたのだが、クレジットカード会社のマイルが何年もの溜まってしまい、有効期間が過ぎるとせっかく貯めたポイントが無くなると言うではないか。

今までは、買い物もろもろメインカードと

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良い子、良い人間

良い子、良い人間

最近、オカシイな事件が立て続けに起きている。

一人で死ぬのが嫌で、赤の他人を道連れにしようと、無差別に人を殺してしまっている。肝心な自分は死んでいないのに。

なにそれ、と思ってしまうのは私だけだろうか。

理不尽もいい所で、通り掛かっただけなのに、または関係のない人なのに、運悪くターゲットにされて殺されるなんて、冗談じゃないよ。

私やら身内の者がそんな理不尽な死に方をされたなら、犯人のバカを

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コミュニケーション

コミュニケーション

2回目の自粛の生活に入った。

オミクロンで連日マスコミやニュースでは感染者達のカウントダウンで忙しい。毎日何人感染した、何人感染したで騒いでるけれど、見ていると数字を数える事にあまり意味を持たない私でいる。

前回の緊急事態の時に、生まれて初めて約1か月以上外に出ずに、家で自粛の名の引きこもり生活を経験した。それは私だけではなく、大勢の国民が経験した事だ。

しかし問題は、家族単位で引きこもり生

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眼科下垂手術

眼科下垂手術

先月の年末に、眼科下垂手術を受けた。

元々腫れぼったい一重で、まるで仏像のお釈迦様の瞼に近い目をしていた。美人な妹に比べて、それは私のコンプレックスであった。

大学を卒業する頃、今から35年も前の話で、たまたま母親の友達がドイツから韓国に里帰りをしていたが、ドイツで美容整形の医者としてその当時流行り始めたメスを入れないで出来る前没の二重手術を専門としている話を聞いて、家に帰宅したばかりの私は母

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余計な親切心

余計な親切心

先ほど観終わったNetflixのイタリア映画「エマの瞳」。

あらすじはざっくり、思春期に病気で視力を失った盲目の女性エマと、幼児期に辛い思いがあって、実家や家族に寄りつかなくなった女たらしの広告マンとの恋愛映画だ。イタリア人の世界的に有名な巨匠がメガフォンを取ったと言うだけあって、引き込まれる映画だった。

この映画を観ながら、ある出来事を思い出したのだった。

良かれと思って目の不自由な方の手

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髪の毛の話

今日は久しぶりに家の近くのスーパー銭湯に行って来た。昨年から銭湯入口にある安めの床屋さんで髪を切ってもらっている。

今までは美容室でそれなりの代金を払い髪を切ったり、染めたり、パーマやブローなどをしてもらったが、最後に鏡で後ろ姿を映しながら「いかがですか?」と聞かれても、「うわ〜、嬉しい!私の望んだ通りの髪型だわ!!」とはいかなかった。渋々納得して美容室を後にするしか無かったが、銭湯に入る時に、

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グローバル家族

グローバル家族

うちの家族は、グローバルだ。

まず、私自身が日本人では無く、今から約35年前に韓国から留学で来た韓国人なのだ。その時は今と違って、自由に観光ができるような時代では無かったので、周りに韓国人があまり居なくて、早く日本の社会に溶け込もうと、外見は同じなのだから言葉さえ完璧な日本語を喋れば、変な目で見られたり、差別を感じなくて済むと思い、綺麗で完璧なイントネーションで喋るアナウンサーを真似て、一生懸命

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中高年の副業

中高年の副業

定年退職の制度も色々変化して、60才、65才、70才などと人によって、または会社によって仕事納めを迎える時期が違う。

今のコロナ禍においては、理不尽な事で退職を求められたり会社自体がなくなったりと、まあ大変。

若い人ですら職を失っているこの時代に、早々と年金生活に入ったところで、生活はキツキツで、遺族年金で生活をしているサチコママは、生活保護とさほど変わらない金額でこの先を細々と生きなきゃなら

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一人暮らし

一人暮らし

周りの主婦の方々は、「一人で良いわね〜」「羨ましいわ〜」と言う。私もかの昔、専業主婦を12年間やった経験があるから、その気持ちは良く分かる。24時間家族一人一人に気をかけ時間をかけ、目まくるしく時間に追われていたあの頃。

年子の息子達を世話しながら、家事や夫の世話などで息つく暇も無かったな。あの時は真面目に、どこか魔法の棒があって、息子達に振り払うと、たちまち大人になってくれないかなと思っていた

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