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サチコママの独り言

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2022年1月の記事一覧

良い子、良い人間

良い子、良い人間

最近、オカシイな事件が立て続けに起きている。

一人で死ぬのが嫌で、赤の他人を道連れにしようと、無差別に人を殺してしまっている。肝心な自分は死んでいないのに。

なにそれ、と思ってしまうのは私だけだろうか。

理不尽もいい所で、通り掛かっただけなのに、または関係のない人なのに、運悪くターゲットにされて殺されるなんて、冗談じゃないよ。

私やら身内の者がそんな理不尽な死に方をされたなら、犯人のバカを

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コミュニケーション

コミュニケーション

2回目の自粛の生活に入った。

オミクロンで連日マスコミやニュースでは感染者達のカウントダウンで忙しい。毎日何人感染した、何人感染したで騒いでるけれど、見ていると数字を数える事にあまり意味を持たない私でいる。

前回の緊急事態の時に、生まれて初めて約1か月以上外に出ずに、家で自粛の名の引きこもり生活を経験した。それは私だけではなく、大勢の国民が経験した事だ。

しかし問題は、家族単位で引きこもり生

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眼科下垂手術

眼科下垂手術

先月の年末に、眼科下垂手術を受けた。

元々腫れぼったい一重で、まるで仏像のお釈迦様の瞼に近い目をしていた。美人な妹に比べて、それは私のコンプレックスであった。

大学を卒業する頃、今から35年も前の話で、たまたま母親の友達がドイツから韓国に里帰りをしていたが、ドイツで美容整形の医者としてその当時流行り始めたメスを入れないで出来る前没の二重手術を専門としている話を聞いて、家に帰宅したばかりの私は母

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余計な親切心

余計な親切心

先ほど観終わったNetflixのイタリア映画「エマの瞳」。

あらすじはざっくり、思春期に病気で視力を失った盲目の女性エマと、幼児期に辛い思いがあって、実家や家族に寄りつかなくなった女たらしの広告マンとの恋愛映画だ。イタリア人の世界的に有名な巨匠がメガフォンを取ったと言うだけあって、引き込まれる映画だった。

この映画を観ながら、ある出来事を思い出したのだった。

良かれと思って目の不自由な方の手

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髪の毛の話

今日は久しぶりに家の近くのスーパー銭湯に行って来た。昨年から銭湯入口にある安めの床屋さんで髪を切ってもらっている。

今までは美容室でそれなりの代金を払い髪を切ったり、染めたり、パーマやブローなどをしてもらったが、最後に鏡で後ろ姿を映しながら「いかがですか?」と聞かれても、「うわ〜、嬉しい!私の望んだ通りの髪型だわ!!」とはいかなかった。渋々納得して美容室を後にするしか無かったが、銭湯に入る時に、

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グローバル家族

グローバル家族

うちの家族は、グローバルだ。

まず、私自身が日本人では無く、今から約35年前に韓国から留学で来た韓国人なのだ。その時は今と違って、自由に観光ができるような時代では無かったので、周りに韓国人があまり居なくて、早く日本の社会に溶け込もうと、外見は同じなのだから言葉さえ完璧な日本語を喋れば、変な目で見られたり、差別を感じなくて済むと思い、綺麗で完璧なイントネーションで喋るアナウンサーを真似て、一生懸命

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中高年の副業

中高年の副業

定年退職の制度も色々変化して、60才、65才、70才などと人によって、または会社によって仕事納めを迎える時期が違う。

今のコロナ禍においては、理不尽な事で退職を求められたり会社自体がなくなったりと、まあ大変。

若い人ですら職を失っているこの時代に、早々と年金生活に入ったところで、生活はキツキツで、遺族年金で生活をしているサチコママは、生活保護とさほど変わらない金額でこの先を細々と生きなきゃなら

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一人暮らし

一人暮らし

周りの主婦の方々は、「一人で良いわね〜」「羨ましいわ〜」と言う。私もかの昔、専業主婦を12年間やった経験があるから、その気持ちは良く分かる。24時間家族一人一人に気をかけ時間をかけ、目まくるしく時間に追われていたあの頃。

年子の息子達を世話しながら、家事や夫の世話などで息つく暇も無かったな。あの時は真面目に、どこか魔法の棒があって、息子達に振り払うと、たちまち大人になってくれないかなと思っていた

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やっとの思いで。

やっとの思いで。

100年時代を生きる今は60才なんて、高齢者のグループにも入れない若さを持って、けど50代のような、まだ社会の一人としての仕事が残っていて、自分の老いていく身体からの様々なサインを横目にまだ余裕を感じているのとは訳が違う。

65才になって初めて、社会が用意した高齢者の恩恵を受けたり、社会からの認知度も発生するだろうに、中途半端な5、6年を過ごさなくてはならない年齢になってもうた。

オマケにコロ

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