【53日目】転職歴3回 就職氷河期世代の私が歩んできたキャリアその2

不動産投資を勉強中のイケです

新卒で入社した会社は丸5年勤め、退職しました。28歳の時です。詳しくはその1の記事をご覧ください。

退職前から転職活動していたのかというと、答えはNOです。なぜなら、全く違う職種に就くために勉強したかったからです。少ない貯金を叩いてITエンジニアを養成するスクールに通い始めました。そこには、私と同じように仕事を辞めてIT業界に転職したいという方々がたくさんいました。

このスクールでは、IT関連のベンダー系の資格を取ることを目標に実機を使ってITの知識を身につけさせるというものでした。私はプログラミングが全くできず、ここで教わるか悩んだのですが、得意な人はおそらく学生時代からやってるはずだから同じ土俵に上がっても勝てないという持論があり、考えた末にインフラ系(サーバー,ネットワーク)のコースに入りました。

プログラミングが苦手な私でもサーバー・ネットワーク系の勉強は頭に入っていきました。むしろネットワークの勉強はとても楽しかったのを覚えています。

そしてベンダー系の資格をとり、未経験ながら転職活動を始めました。当時は正直業界研究など殆んどせず、とりあえず素人の自分を受け入れてくれるところがあれば入る、それくらいの気持ちでした。今振り返ると未経験で採用してくれるIT系の会社といえばSES企業くらいなもので、私も例に漏れずSES企業に入社しました。しかし一つだけ会社を選ぶ際に拘っていたものがあります。それは残業代が固定されているところ、つまりみなし残業代が決められているところは選ばないというものでした。

SES=ブラック

半分正解です。しかしそれは現場の職場環境によるし所属企業にもよって違うため、半分は間違いです。私が入社した会社は一部上場企業の子会社だったため、労務管理はそれなりにしっかりしていました。現場が嫌になれば異動希望を出せました。それについてはラッキーだったかもしれません。

転職直後はとにかく経験を積むことが直近の目標でした。そしてベンダーのもっと上位の資格や国家資格をとり知識を広げることも行動目標の一つにしていました。良い現場に行くにはスキルを上げるほかありません。

当時はまだ若かったため、毎晩遅くまで残業しても苦ではありませんでした。残業代はたっぷり入るので測量事務所時代とはお給料が全然違います(測量事務所のときは残業代の上限が決められていた)。年収にして100万円は上がったのではないでしょうか。

そして30代に突入します。

つづく

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