プログラミング未経験者こそPythonがおすすめのわけ
「プログラミングは才能がある人しかできないんじゃないか」
「プログラミングは難しそう」
「プログラミング学習はほとんどの人が挫折しているらしい」
など、プログラミングに興味を持った人やエンジニアになりたいと考えている人たちの中には不安や疑問がたくさんあるのではないでしょうか。
色々なサイトを見てみるとエンジニアになれるのは1握りの人間、ほとんどの人たちはプログラミングができずに挫折してしまうといった内容がたくさんヒットしてしまい諦めた方が良いのではないかと感じるかもしれません。
しかし、簡単なプログラミングは誰でもできるのです。
この記事では、プログラミングについての基礎知識、やり方、学習方法を紹介します。
この記事を読めばプログラミングに対する抵抗が少なくなっているでしょう。
プログラミングに興味がある人はぜひ参考にしてみてください。
プログラミングは誰でも可能、早い人はその日のうちにできる
未経験者でもプログラミングは可能です。早い人は1日でプログラミングできるようになります。
プログラミングは長い文字列をたくさん打ち込むと思われがちですが、パソコンに命令を出せば良く、たった1行の役に立たないコードでさえ正確に言えばプログラミングなのです。
世の中のIT業界は頭のいい人がプログラミングを使ってすごいサービスを作っているものと考えてください。
プログラミングは制度や難易度を問わなければ誰でもすぐにできます。
既存のアプリ開発は早いと1ヶ月でできる
すでにある簡単なアプリは1ヶ月ほどの勉強期間で再現可能です。アプリの中にはPythonの公式ホームページやYouTube、ネットの記事などでコードが公開されているものがあり、コピペするだけで開発できるものがたくさんあります。
1から自分で開発するのは非常に困難ですが既にあるものをほんの少しだけ変更するだけなら完璧に理解していなくても1ヶ月ほどで実用レベルに仕上げることが可能です。
本格的に開発したいなら6ヶ月はかかる
本格的なプログラミングは基礎を習得するのに最低でも3ヶ月ほどはかかるでしょう。すでにあるアプリを変えたり、サービスを真似たりするのは短期間でできます。
しかし自分で思い描いたアプリやサービスを開発するのはとても困難です。どれだけ早くても6ヶ月はかかるでしょう。自分専用のアプリを1から開発したいなら学習期間は半年、1年と見ておいた方がいいかもしれません。
プログラミング初心者ほどPythonに触れてほしいわけ
プログラミング未経験の人ほどPythonが適しています。ネットの情報ではHTMLやCSSなどを進めているのがほとんどです。しかしHTMLやCSSよりもPythonの方が適している明確な理由があります。
以下に具体的なPythonのメリットを紹介します。
ネットに必要な情報がたくさんある
Pythonは企業の需要が高く、エンジニアに人気がある言語です。Webサービスやアプリの作り方をはじめほとんどの情報はネット上にあり、プログラミングが得意な人はネットの情報だけでサービスを作ることが可能です。
また公式サイトも強力なバックアップしており、初心者向けにチュートリアルを発表しています。Pythonで引っかかりやすい部分もQ&Aやコミュニティーで解決策を発表しており、開発しやすいのです。
本格的なプログラミング
Pythonは本格的なプログラミングができます。HTMLCSSはマークアップ言語と呼ばれ装飾する面が強いのに対しPythonはif文や関数などを使っているため、本格的なプログラミングを体験することが可能です。
またPythonは宣言的な言語であり、C言語よりも見やすく理解しやすい特徴を備えています。
シンプルで本格的なプログラミング言語がPythonなのです。
実際の仕事に使えるアプリがたくさんある
Pythonは業務自動化するアプリがたくさん開発されています。
ExcelやWordの操作を自動化したりWebスクレイピングで情報を取得したり、自動でメールを送信したりなど実際に業務で利用できるアプリがすでにたくさん開発されており、本格的にプログラミングする気がない人でも自分で開発し利用することが可能です。
中にはアレンジの仕方も例として発表しているものもあり、業務自動化の分野は取り掛かりやすいプログラミング学習と言えます。
拡張性が高い
Pythonは非常に拡張性が高い言語です。仮想環境にフレームワークやライブラリをインストールすれば簡単に専用のアプリが開発できます。
ライブラリを利用すれば開発手順を省略でき、デバッグの手間もいくつか省けるため、おすすめです。ライブラリはできるだけ公式ホームページからダウンロードするようにしましょう。
すぐにPython体感する方法
Pythonはすぐに利用できます。体験するだけなら開発環境を準備する必要はありません。WindowsとMacで操作が違うため注意してください。
以下に、Pythonを体験する方法を紹介します。
Pythonをダウンロードする
WindowsのパソコンではPythonを公式ホームページからダウンロードする必要があります。
Pythonのホームページに移動し黄色くなっているDownloadPython3.x.xボタンを押してください。インストーラーを起動します。
インストーラーの下部にあるAddPython3.x.xtoPathにチェックを入れて中央のInstallNowをクリックするとインストールが始まります。
MacはPythonがデフォルトで備わっていますがバージョンが古い可能性があり、最新版をダウンロードする必要があります。公式サイトで最新のバージョンをダウンロードしましょう。
Macではターミナルを使った方法があります。ターミナルからHomebrew、pyenv、Pythonの順にダウンロードする方法です。コードの紹介は省きます。
Macではダウンロードが終わったら最新バージョンに切り替えて完了です。
対話モードを起動しプログラミングする
対話モードとはエディターなしでプログラミングできる機能のことです。
頻繁に使うことはありませんがパソコンの中にあるプログラムのバージョンを確認したり、ライブラリやフレームワークをインストールする時に使われることもあります。
対話モードの使い方
Windowsではコマンドプロンプトを起動します。
パソコン画面の左下、Windowsマークの右側にある虫眼マークの検索バーに小文字でcmdと入力し検索してみてください。コマンドプロンプトというアプリが見つかるはずです。
コマンドプロンプトが見つかったら起動します。
Pythonと入力しEnterを押してください。>>>表示されたら対話モードに入った証拠です。ここで簡単なプログラミングができます。
簡単な計算してみましょう。5+3と入力してEnterを押してください。8と答えが返ってきます。他の計算もしてみましょう。-(引く)や*(かける)、/(割る)これらを入力します(記号が変わります)。
Macではターミナルで対話モードに入れます。
エディタを使ってみる
プログラミングに慣れたらエディタを使ってみましょう。エディターとは開発環境のことです。本来このエディタにコードを書き、アプリやサービスを開発します。
以下に、有名なエディターを紹介します。
VSCodeは軽く拡張性が高い
VSCodeはとても有名なギターです。動作が軽くプラグインで機能を付け足していけば長く使っていけます。VSCodeは公式ホームページからダウンロードしてください。
ダウンロードし終えたら日本語に翻訳するパッケージを入れておきましょう。
PyCharmはPythonのサポートがしっかりしている。
PyCharmはPythonの開発環境で最も強力な開発環境です。VSCodeでは手動で作らなくてはならない機能も、PyCharmでは自動で最適化してくれます。
ただし、パソコンのスペックによっては動作が非常に重くなってしまい開発が困難な場合があります。処理落ちしてしまうならVSCodeと言った別の開発環境を使いましょう。
効率的にプログラミング学習するには
簡単なプログラミングなら独学でも問題ありません。しかしアプリを開発したい、転職したいと考えるなら効率的な学習方法を知る必要があります。
以下で具体的な学習方法を紹介します。
無料で学習したいならYouTube
プログラミングが楽しい人向けです。YouTubeにはPythonにまつわるプログラムの仕方がたくさんあり、中にはスクールに通うのと同レベルの内容を発信している人もいます。
業務の自動化やちょっとしたアプリ開発ならYouTubeを見ながら手を動かす学習方法は有効です。動画なのでスキマ時間に見れる点も利点の1つと言えるでしょう。
学習は初心者向け
インターネットで学習できるサイトを利用する方法です。学習サイトは無料のものから月数千円の費用で利用できるものがあります。
難易度はとても簡単なものから難しいものまで揃っており、独学を軸にプログラミングしている人に適しています。学習サイトには質問に応対してくれるところもあり、必要な時だけ利用する方法もいいでしょう。
自分のペースで学びたいなら書籍
書籍で学ぶ方法もあります。必要な部分を自分で学習していけば良く、自分のペースで学習を進めたい人向けです。
書籍の場合、理由なども解説されておりじっくり考える人には向いています。
しかし、手で動かさずに黙読してしまいがちなため、注意が必要です。プログラミング中級者以上に適している学習方法とも言えます。
間違えたくないならスクール
まったくプログラミング未経験でも確実に成長するのがスクールに通う方法です。
プログラミングスクールはパソコンに触れたことが無い人向けにカリキュラムが作られているところが多く、しっかり取り組めば3ヶ月から半年以内で結果が出ます。
ただし費用が高く、50万円から80万円するところが多いのです。安いスクールは自分のスキルにならない可能性が高く通わない方がいいでしょう。
行政から認定されているプログラミングスクールがおすすめです。保証や割引があり、カリキュラムがしっかりしています。
公式ホームページをチェックしてみてください。DMMプログラミングスクールや侍エンジニアが有名です。
まとめ
早い人ならその日のうちにプログラミング可能です。既存のアプリは改良しなければ1か月以内に作れます。本格的なプログラミングが6ヶ月必要とみてください。
初心者こそPythonがおすすめです。本格的なプログラミング言語の中ではハードルが低くできることが多いため、スキルとして腐りにくいのです。
また、業務自動化アプリはネット上にたくさんコードが公開されていてそのままでも使っていいし自分なりにカスタマイズして使っても問題ありません。ただし著作権には気をつけましょう。
Pythonを本格的に学びたいなら、学習方法も考えなくてはなりません。転職を考えているならスクール1択です。
費用はとても高いですがプログラミングスキルは何十年と食べていけるスキルであり今後も需要が伸び続ける事が予想されます。その事を考えると何十万という投資はむしろ低いと考えられます。
Pythonを使ったプログラミングにぜひチャレンジしてみてください。
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