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「お金持ちになりたい」「何者かになりたい」がほぼ一生かなわない理由

お金、欲しいですね。何者かになりたいですよね。

でも、そのままだとほぼその夢(目標)はかないません。なぜなら、その目標は粒度が荒いからです。いま風に言えば、解像度が低い、とも言えます。

問題点と課題の違い

目的を達成する構造を整理しておきます(目的と目標の違いはあとで整理します)。

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①目的:なぜそれを成したいのか、なぜそういう状態になりたいのか
②現状:現在の状態
③問題点:①と②のギャップ(理想と現実の差)
④課題:問題点を解決する解決策

この構造は万国共通、時代に関係なく、普遍的で、不変です。この構造にそって、多くの人が突き当たる状態について見ていきましょう。

お金持ちになりたい

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よくあるやつです。

年収1,000万ほしい

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数字が入って、ちょっと具体的になりました。でもまだまだ。

何者かになりたい

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Twitterに多く生息し、最近ではClubhouseにも大量発生中のクラスターです。

これらはすべて目的の解像度が低いため、筋の良い問題点が出てこない(そのため筋の良い課題(施策)に落ちない)点が共通しています。

でも、その前に、根本的な問題があります。

たんなる欲求

「お金持ちになりたい」「年収1,000万円ほしい」「何者かになりたい」は、たんなる個人の欲求です。

大事なのは目的と動機です。

「なぜ、お金持ちになりたいのか」「なぜ、年収1,000万がほしいのか」「なぜ、何者かになりたいのか」

「もうこれ以上無理!」となるまで、「それはなぜ?(それは何のため?)」を繰り返した先にある最上位に来るものが、「目的」です。

目的と目標の違い

こちらがわかりやすくまとめてくれています。

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※出典:https://www.hrpro.co.jp/agora/951

目的なき目標がいかに筋としてよくないか、よくわかりまね。

利己的

「お金持ちになりたい」「年収1,000万円ほしい」「何者かになりたい」などの目的(目標?)がいまいちなもうひとつの理由は、利己的だからです。

これらは、欲求のベクトルが自分に向いている内向きの力です。

もちろん、自分が豊かになりたい、自分が楽をしたい、という目的(目標?)を達成したい人も多いでしょうが、それは多くの人から応援されません。

「あっそ、好きにやれば?」です。

目的は、その意味性を突き詰めて行くと、多くの場合、部下や同僚、チーム、仲間や友人、家族、地域社会などをより良くしたいという利他的な境地に行き着く人が多いように感じます。

そして、そうなればなるほど、多くの人から共感が得られ、応援されることで、その目的は実現されやすくなります。

目的を達成する目標の途中で利己的な欲求が満たされるのは良い(むしろそれが一般的)ですが、行き着く先の最終ゴール(目的)は、利他的である方が叶いやすいと思います。

目的設定の段階でつまづいている

ということで、多くの人が持つ目的(目標?)のほとんどが実現しない一番の理由は、目的設定の段階でつまづいているからです。

目的の詰めが甘い

目標の筋が悪い

本来そこじゃないことを問題点として認識してしまう

違う問題点を解決する課題にして間違った施策を頑張ってしまう

目的が達成されずモヤモヤし、そのうち迷子になる

これが多くの現場で起こっている悲劇の構造です。

じゃあどうするかというと、これはもうイシューから始めるしかありません。

「え!面倒くさそう!もっと楽な方法や近道ないの?」という方は、違う惑星に青い鳥を探しに行くと良いかもしれません。

イシューの重要性を知るために、最高の本と、わかりやすいまとめ記事があります。正座して3回読みましょう。

行動する前に成否の7割以上は決まっている

行動は大事です。

行動でしか、自分も社会も変わりません。考えているだけでいつまでも行動しない人は、一生目的を達成することはできないでしょう。

それでも、行動する前に「何を行動すべきなのか」「何はやらなくて良い(意味がない)のか」について、徹底的に、それはもう徹底的に考えた方が良いと思います。

一旦、行動をし始めたら膨大な時間とお金を使うことになります。

そして、行動を開始すると、多くの場合、手段が目的化し始めますから、(筋の悪い)短期的な目標に囚われた行動規範ができあがります(例:Twitterフォロワー1,000人目指して毎日頑張る)。

Twitterフォロワー1,000人を達成したあと、「あれ?だからなんなんだっけ」となりますし、達成できなかったら(達成できたとしてもあまり意味はないですが)意味なく落ち込み、途方に暮れることになります。

つまり、行動は、筋の良い目的、現状、問題点の定義がきっちりできてから始めるべきなのです。

何度もいいますが、僕もどちらかと言うと(どちらかどころか、かなり)思考よりも行動を重んじる人間です。「しのご言わずにやったらいいのに」と思っている派です。

それでも、目的、現状、問題点、課題の考察だけはきっちりやり、すべてがしっかりつながっている検証が済んでから行動を開始するべきです。

筋の良い施策は、質の高い問題点の抽出次第

ここまで言ってきたことをまとめるとこうなります。

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もちろんこの限りじゃありませんが、こういう風に考えてみてね、という一例です。前出のものよりは、筋がよくなっていると感じませんか。

Outputはコントロールできない

最後に。

ここ大事です。

多くの人は、いきなり問題点を解決しようとします。

でも、現状も問題点も、Output(出力)なのです。出力されているものですから、直接コントロールすることはできません。

現状も問題点も、様々な変数から出力された「結果」です。

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大事なのは、「結果」に影響を与える課題です。ここだけがInputとしての入力なのです。

くどいですが、問題点は、直接コントロールすることはできません。

目的を達成するために、自分がとれる行動(入力)だけがコントローラブル(コントロール可能)であり、アクショナブル(実行可能)なんです。

皆さんの目的が達成されますように。

(ちなみに)

ここでお話したことって、実は、広告効果測定、広報効果測定、マーケティングROI検証でもそのまんま当てはまる同じ話なんです。

それはまた別の機会に。

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ヤーマン!
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ソーシャルメディアに強いトライバルメディアハウス代表。得意領域はソーシャルメディア、ブランド、インフルエンサー、効果測定など。著書・共著書10冊。年間講演回数50回以上。サーフィン、ワーゲンバス、キャンプ、登山、DIY、ロードバイクが大好きな47歳。鎌倉稲村ヶ崎在住の1歳児パパ