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ロジカルでエモーショナルな「ロジエモプレゼン」ができるようになる方法

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おはようございます!
池田千恵です。


今回は『ロジカルでエモーショナルな
「ロジエモプレゼン」ができるように
なる方法』
についてお伝えします。


今日の話は、理想のキャリア形成
5つのステップのうちの
「3. 方向性をもとに行動する」
をメインのテーマでお届けします。

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ロジエモプレゼンとは何か


まず「ロジエモプレゼン」という言葉を
聞いたことない方が多数だと思います。
これは私の造語です。


ロジエモプレゼンとは、
エモーショナル、つまり感情的な
部分を活かしつつ、ロジカルに
きちんと伝えられるようになる
プレゼン手法
を言います。


コミュニケーションに関わることはすべてプレゼン


「プレゼン」と言って「私と関係ないや」
と思った方もいらっしゃるかもしれません。
でも、コミュニケーションに関わる
ことはすべてプレゼンです。
皆さん全員に関係があることです。


例えば

お昼に何を食べたいか
気になる相手をどうやってデートに誘うか
家族に家事を手伝ってもらうためには
同僚や上司とどうしたらいい関係を築けるか


このような悩みを解決するための
コミュニケーションを、私はすべて
「プレゼン」だと考えています。


パワポやKeynoteは使えなくてもOK


プレゼンと言うとパワーポイントとか
Keynoteなどの資料作成ツールを
イメージする方も多いと思いますが、
パワポやKeynoteとは使えなくても
OK
です。


もちろん、使えたら使えたで
それでいいんですが、使えなくても
全然構いません。


なぜなら、プレゼンに必要なのは
「骨格」だからです。
伝わる構成が
一番大事で、そこがちゃんと
していれば、ツールは何だって
いいんです。


ホワイトボードでもいいし、
手書きでもいいし、
何もなくて喋るだけでもいいし、
本当に何でもいいんです。


何をどうしたいかを明確にすることと、
裏付けのデータや想いが
すごく重要
になってきます。


それ以外の画像とか図解は、
あくまでもその補足だと
考えていただければOKです。


きっかけは友人からのこんな質問

きっかけは、友人からのこんな
質問でした。読み上げます。

池田さんのお話や文章は、わかりやすく、論理的でありながら、温度があります。

言葉を選ぶセンス、力強さ、エネルギーの高さは、毎回すごいなと。

千恵さんの話は、人を動かすパワーがあります。実際に、早起き人口を増やしたり、出版社さんを動かしたりしてきた池田さんに、相手を動かす方法について、一度レクチャーを受けてみたいです。


自然にやっていてよく秘訣を聞かれることには「商品化」の余地がある


実は、この質問をもらうまで、
私は自分のプレゼン手法に
そんなに価値があると
思っていなかったんです。


みんなやってるし、と思ってたんです。


でも、このように聞かれるって事は、
きっとニーズがあるんです。


朝キャリではよくお伝え
していますが、自然にやっていて、
よく秘訣を聞かれることは
商品化の余地があります。


朝キャリ自体が、
自分の強みを見える化して
商品化するコミュニティです。


「商品化」と言うと、
企業とか副業イメージされると
思うんですが、起業や副業に限らず
社内やコミュニティ内で
「○○といえばあなた」となると、
道が面白いように開けてくる
んです。


そこを目指す場が朝キャリですので、
私が「大したことないな」
「みんなやってるし特別じゃない」
と思っていたけど、実は価値があった
ことを商品化するプロセスを
皆さんに見ていただき、
実践していきたいなと感じたんですよね。


なぜ「ロジエモプレゼン」が重要か


ここで、なぜロジエモプレゼンが
重要になるかについて解説します。

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まず、ロジカルだけだと敵が増えます。
これは皆さんも心当たりがあると思います。


言ってることは正しいけど、
絶対この人から聞きたくない!
みたいなことってありますよね。


「あなたにだけは言われたくない!」
みたいな感じです。


これって、正論だけで
人が動かないという証拠なんです。


また、エモーショナルだけだと
信頼されません。


・いい人なんだけどね
・ちゃんと考えてるんだけどね
・でもなんか違うんだよね


と思われちゃうんです。


なので、ロジカルだけではなく、
エモーショナルだけじゃない、
ちょうどいいバランスを
追求していくということが、
すごく大事になってきます。


これは行動を長く支持されて
続くために必須スキルだと
私は考えています。


ロジエモプレゼンで見える未来


ロジエモプレゼンを身につけると、
こんな未来が待っています。


・あいつにだけは言われたくない
・冷たい
・人の気持ちを考えていない
といったように、
ロジカルだけの人のように
言われなくなります。


・いい人なんだけどね
・頑張ってるんだけどね
・言ってることは正しいんだけどね


と言われて、行動には移してもらえない、
そういうこともなくなります。


・あの人に頼んでおけば安心だ
・あの人なら間違いない
・あの人の活動を応援したい


という信頼感をベースとして
ご縁を繋いで行ける
ようになるんです。


ロジエモプレゼンの3ステップ


早速ロジエモプレゼンの
ステップについて解説します。

1. エモ=思考の拡散
2. ロジ=思考の収束
3. ロジ+エモ=伝わりやすい表現&順番で発信

Step1:エモ=思考の拡散


最初のステップは、
エモーショナルな部分を
大切にすることです。
これを私は「思考の拡散」
だと思っています。


具体的には、
・感動した!
・これを伝えたい!
・訴えたい!
・改善してほしい!


といった気持ちをぶっちゃけて
言語化
することが大切です。


「ぶっちゃけ」と「言語化」が
一番重要なポイントとなります。


ここで「もやもやした」とか
「何か違うと思った」という
言葉だけで終わらせない
ことです。


どこがもやもやして、
どんな風になって欲しいか、
本心で表に出して言っちゃ
いけないことでも、
まずここでぶっちゃけて
書いてしまうことです。


この部分をぶっちゃけて
プレゼンするわけではないので、
まずは材料出しみたいな感じで
書いていくことをおすすめしています。


Step2:ロジ=思考の収束


次に、ロジカルな部分
=思考の収束に入ります。


エモのところで、
ぶっちゃけて全部出ししたものを


・どんな理由で?
・一言で言うと?
・本当にそうなの?


というふうに、ロジカルな部分で
補強できないかを考えるんです。


主張を補強するデータを
集める段階が「ロジ」です。


Step3: ロジ+エモ=伝わりやすい表現&順番で発信


Step1、Step2が終わった後に
「ロジエモ」の段階に入ります。


ここでのポイントは、伝わりやすい
表現や順番で発信するということです。


伝わるためには表現と順番が
ルールとしてあるんです。
これはもう数稽古で、
伝わる「型」というものがあります。
「型」を使って、色々な
シチュエーションで、
何回も練習するということが
大切です。


この3つのステップを経ることで、
「ロジエモ」なプレゼンが
できるようになります。


身近な事例で考えよう:家に食洗機を導入したいが家族に反対されそうで心配


先ほどの例はちょっと
概念的だったので、
具体的な身近な例から
考えていきましょう。

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