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みかんが糖尿病に効果あるってしってました?

こんにちは、池田農園中の人です。
温州みかんには、実は様々な効果があるって知ってますか?
糖尿病予防や花粉症予防など。
今回は意外と知られていない、温州みかんの効果について書いていきたいと思います。

温州みかんとは?

一般的にみかんと呼ばれるものは、この温州みかんにあたります。
我が家でも冬になるとコタツに入りながら、温州みかんを頬張っていたものです。
最近では、コタツを使っている家が減ってきて、コタツに入りながらみかんを食べるという習慣は減少傾向になってきています。
それでも、みかんは冬の代名詞ともいえるぐらいおいしい果物です。
温州みかんがどんなものか、詳しくは以前に温州みかんについて解説していますので、良ければこちらをご覧ください。


温州みかんは実はすごい。

実は温州みかんに糖尿病予防効果があるって知ってますか?
多くの方は知らないのではないでしょうか?
実は、みかん農家やってる私も最近まで知りませんでした。
熟した温州みかんはとても甘いので、どちらかというと糖尿病を加速させてしまいそうな感じがします。
ですが、実は糖尿病を予防する効果があるんです。きちんと科学的データも出ています。
糖尿病を気にして、甘いものを控えている方にはすごく嬉しい話ではないですか?
温州みかんにはβ-クリプトキサンチンと呼ばれる栄養素が多く含まれており、それが糖尿病を予防してくれるそうです。
甘いもの食べて糖尿病予防できるのは、甘いもの好きにとっては最強の食べ物ではないでしょうか。

しかも、温州みかんの効果はこれだけではありません。
温州みかんには高い抗菌作用があり、花粉症を抑制してくれる効果があるんです。
言われてみれば、みかん農家の私の周りで花粉症に困ってる人って見た事ないんですよね。
5~6人に一人ぐらいの割合で花粉症の自覚を持っている人が居るという事です。
かなりの方が花粉症に困っているのではないでしょうか?
最近みかんを食べる方が減少していて、花粉症にかかる方が増えていると聞きます。
意外とこんな身近な所に原因があったのかもしれません。
もちろん、症状の大きい小さいがあると思うので、みんなに効果があるのかはわかりません。
ですが論文としてきちんと検証、実証されています。
騙されたと思って、まずは試してみるのはありだと思います。

他にも美肌効果があったり、中国では漢方薬として使われていたりと、本当にすごい効果を持っています。

農家が教えるおいしい温州みかんの選び方。

では、どんなみかんが美味しいのか。
農家の視点で書いていきます。

ただ、好みは人それぞれで、あくまでも私が考えるおいしいみかんの選び方になります。

まず、温州みかんは大きい物よりも小さい物の方がコクがあっておいしいです。MやSぐらいの小ぶりなものを選びましょう。
ヘタが取れているものはおいしくないので、ヘタが付いているものを選んでください
皮はきれいにオレンジ色になっているものが食べごろです。青いみかんは、2~3日日を置くと色がついてきて甘みが増します。
みかん狩りで取ったみかんなどは、その場で食べるよりも、2~3日置いてから食べると、なお美味しくなります。
あまり日を置くと腐れたりする事もあるので気を付けてください。
皮はふわふわしているものより張があるものが美味しいので、少し表面を押して張があるものを選んでください。
それでもみかんは、本当に作る農家の腕で味が全然変わってきます。
池田農園では道の駅などにも出品しますが、他のみかんは食べられないと言って、うちの名前を見て買って下さるお客様もいます。
こういうのは、本当に農家みょうりに尽きます。
本当においしいみかんは、食べてみるまで分かりませんが、生産者の名前が解る場合は、お気に入りの生産者の名前を見て買うようにしてみてください。

最後に。

今回は温州みかんについて長々と書いてみました。
すごく体に良いみかんですが、おいしくて気づいたら何個も食べてしまっています。
体には良いとは言っても、それなりにカロリーもあるので、食べるのは適量にするようにしてください。
大体1日2~3個が目安です。
みかんをおいしく食べて、ぜひ健康な生活を。

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