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ものすごく長く濃い/フィリピン留学🇵🇭【1週目】

フィリピンのバギオにて、8週間の語学留学に来ているのすけです。

3/27から学校が始まって、1週間が経ちました。
初日から金曜日に至るまで、学校の毎日で、時間がとても長く感じた。

様々な出会いと出来事を記録していく。

留学1週間目の記録

ルームメイトは自分含めて4人。
2週間前に入学していた、到着した時に助けてくれた台湾人のブライアン。
一緒の入学日の、年は一個上で台湾人のバズ。
同じく一緒の入学日の、フィリピン留学2回目若干ハタチの日本人・リョウ。

ルームメイトに恵まれた。
台湾人は優しい。親切すぎるぐらい親切。
リョウも若いのに英語が堪能で、生活に関しても何でも聞いてくださいって言ってくれるナイスガイ。

部屋も清潔でいい感じ。Wi-Fiは弱い。

初日、朝起きた時から英語での会話が始まる。
もちろんおれは英語を聞こうとするも、理解しづらいところもある。
なかなか会話が進まないことがあっても、
台湾人の二人はゆっくり待って聞いてくれるし、こう言いたいのかな?って別の言い方で言い換えてくれる。
彼らの優しさのおかげで心理的安全性が担保されて、部屋でのストレスを感じる機会がどんどん減っていった。

朝起きて食堂に向かう。
基本的に学校の食事はビュッフェ形式で、ご飯とサラダとおかずが2,3種類と汁物がついている。
朝ごはんはおかずがフルーツになるし、ご飯はお粥みたいなのが出るし、別で食パンやコーンフレークも置いてあるから、好きなのを選べる。
初日の朝ごはんはみんなに倣って、よそっていたが、最近はお粥ではなく食パンとコーンフレークを食べてる。
味は、美味しい。悪くない。
基本的にお腹いっぱいになるぐらいまで全然食べれる。
ただ、油が多かったり、味付けがよくわからなかったりするものもある。
それはそれで発見できて、面白い。
ご飯についてはまた別途あげても面白いかもね。

ある日の朝ごはん

初日にテストがあったんだけど、全然手応えがなかった。
Listening・Writing・Reading・Speaking の4つを受けた。
フィリピンに来る前にTOEICを受けてたから、ListeningとReadingはなんとなくいつもやってたことだなって感じだけど、Writingなんて久しぶりすぎた。
きっと大学受験の英作文以来だった気がする。
180語?とかの英作文、全然作れなくて笑った。
Speakingも難しくて適当に答えてたけど、質問者も一緒に笑ってた。
あーこれはダメだなって思って、テスト受けた次の日に英語のレベルが示されたんだけど、意外とレベル4だった。
正直何かのミスかなって思ったけど、おそらく大学受験時の文法だったり、TOEIC用に対策していたListeningだったりがよかったのかもしれない。
大学受験まで勉強していたら、大体レベル3、4ぐらいって聞いてたからホッとした。
と同時に、授業大丈夫かなって心配になった。
でもレベル上の人と一緒の方が、伸びるって聞いたしやるかって切り替えた。

授業は全部で7コマ。
その内1on1のレッスンが5コマ、グループでのレッスンが2コマ。
フィリピンを選んだ理由に、1on1でがっつりアウトプットの機会を設けたいっていうのがあったから、コマ割りには満足だった。
大体朝9時から授業があって、17時ぐらいに終わる。
一コマ45分の授業。
毎日同じ時間割の授業が、まずは4週間続く。
4週目の終わりにテストがあり、点数次第で英語のレベルも上がるらしい。
その時にまた別の時間割になるそうだ。

授業別に用意されている教科書を買って、現地での滞在費など諸々支払う。
2ヶ月の滞在で教科書代・電気水道代・ビザ代・外国人が滞在するためのお金・デポジット代など払って、7万円弱。
結構払う。痛い出費。
でもありがたいことに、お釣りはフィリピンペソで返してもらったから、それなりの現金ゲット。
生きていけそうで安心した。

授業について、1週目の所感をつらつらと。

初日のイントロダクションでは、だいたい聞かれることが同じだった。
名前は?どこから来たの?どれぐらいいるの?なんで英語学ぶの?NZで何するの?趣味や好きなことは?
大体の自己紹介が終わると、教科書に進む。

教科書を使いながら進むんだから、教科書を終わらせないといけないんじゃないかなって謎の使命感に駆られ、初日はなんとなく先生の言っていることや言いたいことを予測して「うんうん」頷いていた。
けど、それじゃ意味ないよなって、その日に思った。
途中何かの質問をされた時に、yesって答えたけど、really?!って反応されて、ソーリーワンモアって聞き返した。
多分聞き取れていないんだと思う、自分。
listeningのグループレッスンでは他の日本人との差も感じた。
おれはまだまだ全然だなって実感した。

先生にはそれぞれ個性がある。
とっても陽気な先生もいれば、日本人好きな先生、静かだけどめっちゃ優しい先生、冗談が多い先生、自分より年下の先生。
でも、基本的に全員親切だ。
わかんない時はなんでも聞いてねって言ってくれるし、
おれが伝えようとしていると、ちゃんと待って聞いてくれる。
でも、英語のスピードが圧倒的に速い。
自分にとっては速すぎる。
だから、授業の内容云々に関わらず、そもそも彼らが何を言っているのか、何を求めているのかを理解しようとするところから始まった。
でもそれで良いんだと思う。
発音だったり、よく使うフレーズだったり、抑揚だったり、内容も大事だけどそもそもの言っていることを正確に理解することが大事だろう。
そのために英語を学んでいる。
外国の方ともコミュニケーションを取りたいから来てるんだったよな?

2日目から自分のスタンスを変えて、全然わかんないって自覚して、
とにかく聞きまくろうと決めた。
2日目の授業の時に、そのことを先生たちに伝えてから臨んだ。

Yesterday, I understood my ability.
When there’s something what I can’t understand, I'll ask a lot of information soon.

これを作文して臨んだ。

実は1日目の授業から、先生に授業を録音させてもらっていて、
1日目の復習の時に聞き返したけど、わかんないけど進ませてるところがたくさんあった。
そんな勿体無いことするなら、もうわかんないって思ってひたすら聞き返そう。
そのスタンスで授業に臨んでいる。

すると、初日には全然ワードすら聞き取れていなかったのに、
金曜日には先生が言った中で、
何が自分のわかっていない言葉なのかがわかるようになった。
これが、慣れなのかもしれない。
英語のスピードだったり、リンキングにも耳が慣れてきたのかもしれない。
1週目でそれを感じられたのは嬉しかった。
まだまだlisteningは聞き取れないし、会話で話したい言葉も一瞬で出てこない。
でも少しずつ、耳がついてきているのかもしれない。
リョウが2ヶ月あったら全然伸びますって言ってたけど、本当かもしれない。
もっとたくさん話して、たくさん聞いて、たくさん真似したい。

授業が終わったら、外に出かけたりもした。
学校から徒歩2分のセブンに行ってSIMカードにデータをチャージするためのロードカードを買ったり、
ルームメイトと一緒にSMモールっていう、超絶でかいイオンとかららぽーみたいな、そんなところに行ったりした。
そこには、UNIQLOもスタバもゴンチャもあった。
ルームメイトの生活雑貨を買いに行くのに一緒に行ったけど、物価はそんなに安いと感じなかった。
大体日本と同じぐらい。
フルーツが豊富に置いてあったりして東南アジア味を感じたけど、肉とか魚とかの保存の仕方とかそんなに綺麗じゃなくて、そこでも東南アジア味を感じた。

バナナは大きさにもよるけど、220円前後

SMモールからの眺めはとても綺麗だった。
夜景を見るときの自分の心の状態って、自分を知るために良いかもしれないなって思った。
今回は、ああ来てるなあって、今の状況を自分の中に改めて自覚させた。
そんな機会になった。
あとは、沁みた。ゆっくり、ふぅとする時間になった。

長い1週目だった。
移動から怒涛の授業の日々も長く感じた。
身体と頭と心と、一致しているのかよくわからなかった。
英語を授業で受ける、全てが英語の世界。
英会話とか、学校の英語の授業と違って、日本語を伝えようとも伝えられない苦しさ。
授業で行う内容のところは、事前に予習して単語の意味をさらっておく必要があるし、
授業を受けたところを、振り返って脳に定着させる必要もある。
自分のやり方で日々の授業を行うと、授業が一向に進まないため、日々の自習も必須だった。
大体2,3時間は授業の勉強に充てた。
それ以外でも、読みたい本があったり、シャドーウィングしたり、したいことは山積みだったりした。

でも、とても充実した日々だった。
英語について少し耳が慣れてきたし、ルームメイトとも仲良くやってるし、ご飯もそれなりに美味しく食べれてるし、体調も崩してない。
学校が停電したり、お風呂の扉が壊れて入れなくなったりもした。笑
毎日新しい出来事に出会うし、新しい人とも話す。
授業の内容も面白くて色んな文化があることを知れたり、日常生活で取り入れられる新しいフレーズを学べる。
自分の英語力を自覚することもできるし、それで切り替えることもできた。
本当にこれが1週間目なのだろうかと思うほど長く、濃い日々だった。

30分ぐらい停電して、先生たちも「こんなの初めて」って言ってた

実は平日だけのことを書いてきたが、土日にはルームメイトとご飯に出掛けたし、別の優しい台湾人の友達に誘われて20人ぐらいの人と飲んだりもした。
色んな背景、国籍、年齢、がある人と、英語で会話をする。
英語で物事を伝えようとする。
英語で会話をするし、冗談を伝えたり、いじったりもする。
ぎこちないながらも初めましての人と会話をする自分に、自信が持てた。
意外と自分はやっていける。
まだまだ表面的な情報を聞き出すことがやっとであるが、それがもっと内面的なところまで話せるようになれれば良い。
それだけ滑らかに話せたら楽しいだろうな。

改めて「足るを知る」ってことなんだろうと思う。
自分には何ができないのか知る。
そしてそれを受け入れる。
受け入れてこそ人間らしく、地に足ついて生きていけるんだろう。
英語ができないから、何をするか。
授業を録音するし、単語を調べてくるし、質問をたくさんする。
そうやって、足りないところを満たそうとするんだろうな。

本当は食事情とかにも触れたかったけど、それはまた別途。
来週も頑張ろう。







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