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【承認編】独学で!実践コーチングマスター

こんにちは、GCS認定コーチの関根です。
このコースの目標は、『マンツーマンでコーチングセッションが一通りできるようになること』です。
そのために、無料で使えるものはどんどん使います!
それと、私自身がとても参考になったもので、最低限これがあるとより効果的というものもこちらで紹介させていただきます。


コーチングに一番大切なもの

それは、信頼関係です。
信頼関係がないまま相手にどんな質問をしても、相手は安心して応えることができません。当たり前ですが、意味のあるコーチングにはならないわけです。
信頼関係の構築に最も効果的な方法は『承認』のスキルです。

『承認』のスキルの目的は、「相手に安心して話してもらうこと」です。
人は、自分のことを認めてくれている相手には自然と心を開くことができます。
まさに、コーチングの第一歩です。


『承認』の具体的方法

1.相手の言葉をそのまま受け止める
2.相手の言葉に適切に反応する
3.相手の言葉を繰り返す


1.相手の言葉をそのまま受け止める

ポイントは、「相手の言葉を事実かどうか」は関係なく、そのまま受け止めるということです。
例えば、相手が「最近仕事が大変で、ものすごく疲れてるんだ」と言ったとします。
その相手が、実際は疲れてるように見えなかったり、極端に言えば仕事の状況が知っていて私から見てそんなに大変じゃなかったとしても、「そうなんだね、ものすごく疲れてるんだね。」と返してあげます。

2.相手の言葉に適切に反応する

相手に、「私はあなたの話をしっかり聴いているよ」というサインを送ることです。
「認める」の反対は「無視する」。
例え私がしっかり話を聴いていたとしても、相手の目にそう映ってなければ意味がありません。

やり方はいろんな方法がありますが、最も簡単なものは「あいづち」です。
「うんうん」「なるほど」「そうなんですね」など、バリエーションは豊かなほうがより効果的です。

あと、ノンバーバルコミュニケーション(非言語会話)と言われる、「うなづく」や「表情」も大切です。

3.相手の言葉を繰り返す

相手の言葉をそのまま繰り返します。長い言葉のときは、キーワードだけでもOKです。キーワードを繰り返す場合のポイントは、特に感情の込もっているものをピックアップするとより効果的です。

相手「昨日、すごく辛いことがあったんです」→私「すごく辛いことがあったんですね」
相手「○○しようと努力したのに、なかなかうまくいかないんです」→私「そうなんですね、なかなかうまくいかないんですね」

まとめ

このように、『承認』のスキルを繰り返し使うことで、相手は「自分の感情を受け止めてもらえた」「話を聞いてもらえた」と認識できて、信頼関係が築けます。

繰り返しになりますが、『承認』はコーチングの第一歩です!

次は2つめに大切な『傾聴』についてお伝えします。

参考に

「コーチングの効果がいまいちイメージできない」という方は、この本を読んでみるのをお勧めします。
私がコーチングを学ぶきっかけになった本で、とてもわかりやすく「コーチングとは」が理解できます。価格もかなりリーズナブルなものです。


見てくださってありがとうございました!どんどん発信していきますので、これからも応援して頂けると嬉しいです!