私の勝負曲〜高校生編〜
高校生の時はたくさんの音楽を聴いた。
部活も思い出はあるが、何を1番頑張ったかと言うと勉強だ。人生で最も勉強した3年間となるだろう。今どれだけ作業療法が好きで勉強しても、何の疑問を抱くことなく、頑張れたあの時を超えることはできないと思う。
私が作業療法士になりたいと思ったのは高校2年生の時。作業療法の養成校で偏差値の高い大学=作業療法の最先端が学べるはずだと思い、国公立大学に行きたいという強い気持ちから、辛い時もただ真っ直ぐに勉強に励むことができた。
様々な事情から、自分が行きたいと思える、且つ交通手段的に通える大学は1つしかなく、そこを第一志望校として受験。あとは最終手段として作業療法士養成校である3年制の学校を滑り止めとしていた。
firefly/BUMP OF CHICKEN
色々と難しくて 続ける事以外で
生きている事 確かめられない
報われないままでも 感じなくなっても
決して消えない 光を知っている
そんな高校生活のほぼ全てをかけていると思っていた大学受験。私はずっと憧れていた第一志望校に落ちた。私が今までの人生の中で1番泣いた日は、恐らくセンター試験2日目自己採点後と志望校に落ちた日だろう。そして滑り止めの学校へ通うことが決まった。
諦めなければきっとって どこかで聞いた通りに
続けていたら やめなきゃいけない時がきた 頑張ってどうにかしようとして 頑張りの関係ない事態で
ふと呼吸鼓動の 意味を考えた 解らない事ばかりの中 唯一解っていた
大切なものが あぁ 一人だけの痛みに耐えて 壊れてもちゃんと立って
諦めた事 黄金の覚悟
まだ胸は苦しくて 体だけで精一杯
それほど綺麗な 光に会えた
色々諦めなければならなかったこともあった。頑張りと関係のない事態に、道が狭められたと思ったこともあった。でも「作業療法士になりたい」気持ちだけはぶれなかったから、浪人生の道は選ばなかった。
最先端の作業療法を勉強したい、はやく作業療法士になりたい。その気持ちだけを信じて頑張った時、高校を卒業して踏み出した時に凄く支えられた曲だった。
その時の気持ちに応えられる今で在りたい。そう思って今日もfireflyを聴いた。
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