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Montag, 13. Dezember の日記

高校時代に世界史をとっていたのだけれど、先生は、とにかくドイツが好きで好きで、ドイツ愛に満ち満ちたお話をよく聞いていた。聞かされていた。

大学生になった私は、その絶大なる影響力のもと、第二外国語はドイツ語。初の海外はドイツ。

どうしても留学がしたくて、両親にお金を出してもらってドイツに留学した。

頭の柔らかいうちに海外を知る経験は、何ものにも替え難く、親には本当に感謝している。

ただ、その一方で、年齢を経てからの方が有意義だと思われるあれやこれや。

その一つが、クラシック音楽。ベートーヴェンを本場ドイツで聴く機会にはまったく見向きもしなかった。あのころの私を張り倒したい!

それともう一つが、ビール。
苦味が美味しく感じられるのは、齢を重ねてからだそうだ。そうなのだ。

ドイツでは、ビールが苦くて苦くて全然楽しめなかった。コップ1杯が途方もなく多く感じていた。日本のエビスビールも「苦い」の代表格だった。私には。

それがなんだ?エビス ホップテロワールって。バイエルン産アロマホップ100%って。めちゃくちゃ美味いわ。

林伸次さんの物語が読みたいだけだったのに、ドイツを思い出した。ビール美味しかったなぁ。。。て言いたいのに、あの頃はそうじゃなかった。まさに苦い思い出。

でも、もう大人だから今度は苦いビールを楽しむ旅に行きたい。今はこの新しいエビスが美味しいから、もう少ししたら。

könnte ich das Bier genießen ?

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