外食(お酒)の際の店選び基準の変化

久々に外でお酒を飲んでみようかなと思い、町をぶらぶらしてみました。

店選びでまず除外したのが、酔っぱらいが集まる店、コロナ対策に不安があるお店、賑わっていそうな人気店、せまいお店。それを念頭にお店を探して回ったのだけれど、なかなか合致する店が見つかりません。狙いの店も混んで盛り上がっていたので、今日はもう帰ろうかなと思ったところで、何度が行ったことのあるお店を思い出しました。のぞいて見たところ、幸い空いていたので入店。久しぶりの生ビールに心が踊ります。

ビールを頼んで気づいたのが、お店の方、ノーマスク。一品いただいて早々に退店しました。そしてあらためて考えてみて、外食に望む事が大きく変化した自分の感情を整理して、次の3点に集約しました。

①お店を選ぶのがたいへん。コロナ前と違い、気軽にフラッっと入る事が出来なくなっている。

②店員さんや、他のお客さんにとても気を遣う。そうすると料理に集中できない。家で食べる安心感と比較してしまう。

③高く感じる。家だと100円もしないで飲めるハイボールが600円。

上記をふまえ、今後お店を選ぶ時には、①予約ができるお店あるいは混雑状況が分かるお店②極力個室のお店③そのお店でしか食べられない料理が楽しめるお店、この3点をクリアするお店を探そうとすると思います。他のお客さんとのやり取りも、外食の楽しさの一つでしたが、これがウリだったお店は、今の私のお店選びの中ではデメリット、選びたくないお店になってしまった事があらためて分かりました。いま現在、他のお客さんとのやり取りを厭わない、歓迎する方はどんな方だろうか。おそらく、一人で来店する方でしょう。この層を主要客層とするお店は、それを念頭に置いた店づくりが必要になると感じます。外食に望むコミュニケーションの優先順位が減った私としては、料理の水準が重要となっています。家で食べられる料理と比べ、相当においしい事を望んでしまいます。コロナのせいで自炊レベルが上がっている方も多いと思います。『この程度なら家でも食べられるかな』と思われないような料理を提供すると同時に、その料理の工夫などをお客さんに伝える事も、これまで以上に重要になってくると感じています。

上記はあくまでも個人の感覚です。ですから消費者の総意ではありませんが、お店の方が、自店の今後を考える参考になれば幸いです。

飲食業に限らず、お店の方の苦労は続きます。小売業・一部のサービス業の辛さは飲食業以上と思います。おひとりで抱え込まずに、身近な支援機関等にご相談ください。

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