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創作アートで振り返る4月

①はじめに、福岡のこと

今月は2024年度の初月、そして新たな門出ということで、帰ると決意した故郷・福岡での生活と仕事に慣れるための1ヶ月だったと思います。順応するのに時間はそんなにかかりませんでした笑。海があり、山があり、美味しいお店がたくさんある福岡。ここで新たな仕事の始まりです。しがない小さな職場での業務内容は前職とほぼ同じ。ひたすらPC画面と睨めっこの毎日で猫背になりがちだから、休憩時は思い切って全身を伸ばそう。以前より人と話すのが好きになったとは言え、営業みたいにそれを仕事に活かすのは到底ムリ笑。元々マルチタスクが苦手な私には、やはり事務が性に合っているのだと思います。

②宗教画には程遠い

さて、プライベートの話に移りましょう。今月もまたゼンタングルに挑戦しました。私がクリスチャンであるせいか、どうしても抽象的かつ宗教的なテーマになることが多いです。今回もそのようなものを一つ描いてみました。題名は「輪廻転生」。「それ仏教でしょ」とツッコまれるかもしれませんが、実は私、インスピレーションの足しにするために神社仏閣を訪れることが稀にあるんです。その際、お寺や神社はあくまで一つの芸術作品として観る。屋根瓦から柱の感触、彫刻、鐘の音、人の往来、そして目に見えない霊性に至るまで。そこで感じ取ったものを描くのが私の手法です。

③海の拾いもの

もうひとつはシーグラスの瓶詰め。今月上旬に、福岡市西区の能古島の海岸で拾ったガラス片。その表面は長時間、波や砂に削られて丸みを帯びたもので、殺傷力は皆無ですからご安心を。水に漬けて塩気を抜き、乾いたらトップコート(唯一の使い道!)を表面に塗って艶出し。それが終わったら瓶の中に入れ、中で欠片が暴れないようピンセットで一つ一つ噛み合わせながら積み重ね。気が遠くなる作業だけどすごく楽しい。瓶底には小さな欠片を、上に行けば行くほど大きな欠片を入れるのがコツです。蓋に達するほど入れたら閉めて、中でカチャカチャ音が鳴らないかを、瓶を振って確認し、鳴らなければ蓋の内側に接着剤をつけてもう一度閉める。「なぜ接着剤?」と思われる人もいるかもしれません。「過ぎ去った時はもう元に戻せない」というイメージを作るためと言っておきましょう。

④作品披露

迷い込むこと数時間、おとぎ話の完成です。

No.5  “輪廻転生”
“海詩”

⑤終わりに

次回は私の推しfromis_9の話をしましょう。それでは!

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