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駆け出しゼンタングルの招待

①はじめに【概要】

最近、私はゼンタングル(Zentangle)にハマっています。それは日本の仏教でお馴染みの「禅」“Zen”と、「絡まっている」という意味の形容詞“tangle”を掛け合わせた造語で、2000年代にアメリカで考案されたアート技法です。やり方は超簡単!真っ白な紙にペンや鉛筆やらで規則性のある模様をひたすら描いていくだけ。もちろん模様は一つだけじゃなく、たくさんあってイイ。これで完成。そこにアマチュアやプロの差はなく、間違いや失敗という概念もなく、自分の思うように描くことが許されている。本当に自由なんです。

②きっかけ【院内】

そもそもゼンタングルとの出会いは昨年末。私がメンタル治療のために入っていた都内の某病院を出て数ヶ月が経った12月某日のこと。その病院の横にあるリハビリテーションセンターでデイケアを利用していた時に、ある利用者さんが「ικαさん、これどうか」と言って、一枚の紙に描かれた幾何学模様を見せてきたのです。その人とは何度か会う機会があったので、互いに顔を覚えていくらか会話をしたのをよく覚えています。その模様こそ、ゼンタングルによる代物でした。そこからは本当に早かった。マジで沼。

③いざ実践【思い】

描いているときは無心ですね。ゼンタングルという名称が示すように、それは瞑想に近い。時の流れや寝食、そして自分がそれに没頭していることすら忘れるほどに心奪われているのかもしれません。これはどの趣味にも言えることでしょうけど、それに没頭している時は、どんな悩みや不安も消えるんです。側から見れば無駄だと思う瞬間があるのが趣味というものだと思います。しかし本人が全力で楽しんでいれば、それで良いではありませんか!うん、ある程度こころが崩れてないとできない(笑)。

④創意工夫【加味】

描いている時はどうしても音楽が欲しくなる。没頭に適しているのは何だろう。讃美歌や念仏、Jazz……たまに藤井風。こんな感じですね。次の日が休日なら、だいたい午前2時か3時頃まで描くのに充てると思います。

⑤ご覧あれ【鑑賞】

福岡に帰ってきて再び創作を始めたのは今月に入ってから。もう四枚も描きました。百聞は一見に如かず。拙作ですが、どうぞ!

No.1  “雪解”
No.2  “地雷系”
No.3  “四季”
No.4  “事始”

⑥おわりに【挑戦】

描く理由は絵だけが知っている。次は何にしようかな?また何枚か描けたら載せるので、来年度もよろしくお願いします!

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