政治がダメなのは政治家の責任ではなく我々の責任

今のような低レベルな政治が行われているのは、政治家の責任ではありません。
私たちの責任なのです。
政治家は、私たちが選んでいるわけですから。

我々はどういう政治家を当選させていますか？
地元の有力な政治家ですね。

有力とは、政界の中で幅を利かせ、支援団体や地元に利益を誘導してくれる人です。

そういう古い政治をやる人たちが政界を支配しているからダメなんじゃないですか。昔は経済が成長し、人口も増え続け、あらゆる事が上手くいっていました。
だから利益誘導を目的にした政治でも、良かったのかもしれません。

でも今は違うんです。
もっと全体を俯瞰した政治をやらなければいけません。

党利党略、保身にまみれた政治を野放しにしていては、将来大変な事になるのは目に見えています。

低レベルな政治をしてほしくなければ、そのような人に投票しなければいいだけです。 

今と同じ顔ぶれでは、同じ政治しかできません。
変化させるには、顔ぶれを変えるしかないわけです。

なんのしがらみもなく政策を立てられる優秀な人が必要なのです。
しがらみのある人は古い政治しかできません。　

有力な政治家ほど無能な政治家です。
この場合の無能とは、その人の能力の事ではなく、しがらみによって新しい政治を行えない状況にある事を意味してます。
でも、世の中にはそれを理解していない人が沢山います。

新しい素人政治家には任せられないという、もっともらしい意見が的外れである事を認識すべきです。　

ベテラン政治家のしがらみ政治がいかに足を引っ張っているかを理解してください。　

新しい人たちも長年政治家を続ければやがて無能になります（しがらみが出てくるから）。　その時は、また新しい有能な人を当選させるのです。

政治を健全に維持していくとは、そういう事なんじゃないかと思うのです。

最後に、政治に対する思想は人それぞれで自由です。
ですから、これは一個人の意見であり、正しくないかもしれません。
（勿論、書いた本人は正しいと思って書いてますが・・・）

昔正しかった事が、今も正しいとは限りません。
時代の変化に応じで、柔軟に対応する事が大事です。
何が良いのか分からない時は、色々やってみて確かめるのです。
文句を言いながら、いつも同じ人（党）に入れては何の進歩もありません。